近代大阪の出版

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784422201528
  • NDC分類 023.163
  • Cコード C0021

出版社内容情報

江戸期大坂の版元のあり方。明治期大阪の出版と新聞。青木嵩山堂・金尾文淵堂の活躍から終焉まで。痛快講談本で一世を風靡した立川文庫。大正期大阪の出版文化展。雑誌『苦楽』で講談社と張り合ったプラトン社。文芸書から教養書まで幅広い創元社の出版。宮武外骨の「滑稽新聞」から「大阪パック」に至る大阪の漫画出版史。新進学者に旭堂南陵・大谷晃一らも加わった執筆陣が描く近代大阪出版小史。

目次

第1章 江戸時代の大坂出版界―出版メディアを支えた大坂本屋仲間
第2章 明治期大坂の出版と新聞
第3章 青木嵩山堂の出版活動
第4章 大阪出版文化と金尾文淵堂
第5章 明治末~大正期大阪講談本の世界―立川文庫を中心に
第6章 大正期大阪の「出版文化展」
第7章 プラトン社の興亡
第8章 創元社の出版活動
第9章 近代大阪における漫画出版―風刺雑誌・漫画雑誌が伝えるもの

著者等紹介

吉川登[ヨシカワノボル]
甲南大学大学院人文科学研究科応用社会学専攻博士課程単位取得満期退学。大手前大学メディア・芸術学部教授。日本出版学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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