内容説明
「成功」より「敗北」にこそ価値がある。世界的ベストセラー『なぜ私だけが苦しむのか』を書いたユダヤ教のラビによる豊かな知見と深い叡智に満ちた新しい人生論。聖書「出エジプト記」の英雄モーセの生涯にスポットを当て、挫折や敗北を抱えながら生きる現代人へ時代を超えた真実のメッセージを届ける。
目次
１章 あえて夢見る人になること
２章 誰のために働くのか？
３章 行く道は険しくとも
４章 古い夢と引き替えに新しい夢を抱くこと
５章 約束を守ること
６章 物事のすべてを自分のせいにしないこと
７章 善人が犯す間違い
８章 幸せな人生の終章の綴り方
著者等紹介
クシュナー，ハロルド・サムエル［クシュナー，ハロルドサムエル］［Ｋｕｓｈｎｅｒ，Ｈａｒｏｌｄ Ｓ．］
１９３５年、ニューヨーク生まれ。コロンビア大学卒業後、ユダヤ神学校（ＪＴＳ）で学び、ラビとなる。ヘブライ大学に留学し、聖書学博士号を取得。ラビ職のかたわら、司牧カウンセラー、講演活動を続け、ウースター大学、ユダヤ神学校などにて聖書学を教える。現在、ボストン郊外ナティックのイスラエル・テンプルの名誉ラビ。邦訳『なぜ私だけが苦しむのか』は世界的なベストセラーとなり、他にもこれまでに八冊の著作を数え、文筆家として広く知られている
松宮克昌［マツミヤカツヨシ］
１９４３年、東京生まれ。上智大学文学部卒（心理学専攻）。マッキャンエリクソン博報堂をはじめ、主に外資系企業に勤務後、２００２年より翻訳に専従する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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yoboyobo
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モーセはユダヤ人にとって高祖であり、大英雄であるので、日本の教会で聴いたこともないようなかなりの熱量でモーセの事が語られている モーセの語った神が起こした多くの奇跡によってユダヤ民族の虐殺から民を救い、エジプトから脱出に成功したが、一度甘い汁を吸ったうなじのこわい民の面々はそんな危機や奇跡など直ぐに忘れ、不便で食事や水も不満足な移動の生活に不平を持つ集団となったが、これらをなんとか約束の地まで連れていかなければならなかった その長く困難な旅でモーセとユダヤ民族は神との契約を守る能力を持った民へ鍛え抜かれた2023/04/07
