ともいきがたり―法然共生フォーラム

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  • サイズ B6判/ページ数 359p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422140278
  • NDC分類 188.6
  • Cコード C0015

出版社内容情報

法然上人800年大遠忌記念事業。寄稿者、坂田藤十郎、新井満、山折哲雄、青木新門、東儀秀樹、茂木健一郎、養老孟司、梅原猛など。

私たちは自然や地域と共生するだけでなく、過去から未来へとつながる“いのち”とも共生している。この「ともいき」を自覚し、それを次の世代に伝えることの重要性や不安な時代を生きる智恵などを探る場として法然共生フォーラムが各地で開かれた。坂田藤十郎、新井満、山折哲雄、青木新門、東儀秀樹、茂木健一郎、養老孟司、梅原猛など各界の著名人35人の話を一冊にまとめる。法然上人800年大遠忌記念事業の一環として刊行。

◆1章 わざに伝わるいのち
〈ともいきがたり〉受け継ぐいのち、生み出すいのち 坂田藤十郎
〈ともいき談義〉わざに伝わるいのち 神崎宣武、紫舟、伊藤唯眞、坂田藤十郎、高田公理
◆2章 浄土――見えざる世界との共生
〈ともいきがたり〉千の風に吹かれながら、いのちについて考える 新井満
〈ともいき談義〉浄土――見えざる世界との共生 桂南光、田中貴子、細田典明、新井満、高田公理
◆3章 モノとの共生
〈ともいきがたり〉モノに宿るいのち 山折哲雄
〈ともいき談義〉モノとの共生 榮久庵憲司、黛まどか、行正明弘、山折哲雄、高田公理
◆4章 往生――死をめぐる共生
〈ともいきがたり〉死をめぐる共生 青木新門
〈ともいき談義〉往生――死をめぐる共生 山極寿一、平野啓子、中野正明、青木新門、高田公理
◆5章 ともいき音楽
〈ともいきがたり〉いのちと語らう響 東儀秀樹
〈ともいき談義〉ともいき音楽 高石ともや、田中悠美子、南忠信、東儀秀樹、高田公理
◆6章 親と子の共生
〈ともいきがたり〉親と子の共生 茂木健一郎
〈ともいき談義〉親と子の共生――太古と未来の絆 竹田津実、西舘好子、宮林昭彦、茂木健一郎、高田公理
◆7章 男と女――遥かなる共生関係
〈ともいきがたり〉男と女の共生 養老孟司
〈ともいき談義〉男と女――遥かなる共生関係 鎌田東二、佐伯順子、袖山榮眞、養老孟司、高田公理
◆8章 学びの共生――いのちへの気づき
〈ともいき談義〉学びの共生――いのちへの気づき 龍村仁、森まゆみ、小泉顕雄、高田公理
◆9章 生物多様性と縁起――共生とは何か
〈ともいきがたり〉共生とは何か 梅原猛
〈ともいき談義〉生物多様性と縁起――共生とは何か 福岡伸一、田中優子、袖山榮眞、高田公理

内容説明

激変の時代に万人救済を唱えた日本仏教の改革者・法然。その教えに流れる“ともいき”精神とは何か?多彩な表現者が語り合う、様々な“いのち”と共生する知恵。

目次

1章 わざに伝わるいのち
2章 浄土―見えざる世界との共生
3章 モノとの共生
4章 往生―死をめぐる共生
5章 ともいき音楽―いのちと語らう響き
6章 親と子の共生―太古と未来の絆
7章 男と女―遙かなる共生関係
8章 学びの共生―いのちへの気づき
9章 生物多様性と縁起―共生とは何か

著者等紹介

高田公理[タカダマサトシ]
佛教大学教授。1944年、京都市生まれ。京都大学理学部卒業後、シンクタンク主任研究員、武庫川女大学教授などを経て、2008年より現職。学術博士。専門は社会学。旅や観光、食文化、酒と嗜好品、温泉、眠りなど、人生の楽しみに関心を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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