新世紀の宗教―「聖なるもの」の現代的諸相

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新世紀の宗教―「聖なるもの」の現代的諸相

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422140223
  • NDC分類 161.3
  • Cコード C1014

出版社内容情報

【解説】
千年紀を越えた今、急速な情報化の進展、競争原理の徹底化、文化・価値観の多様化が進むなかで、かつては社会的規範として、また個人の生活信条の根幹とされた「宗教」が変容を遂げようとしている。本書は、IT化あるいはインターネットと宗教、「救い」に対する「癒し」の普及、洗脳またはマインド・コントロール、宗教的無党派層(人間至上の宗教)の台頭、宗教カリスマ概念の分散変化などをキーワードとして、現代宗教の動向と変容を読み解く。

内容説明

「心」「不安」そして「IT」の時代に宗教はいかなる姿を現しているのか。その姿に多様な角度から迫った論文集。

目次

第1部 「心の時代」の宗教(鎮めなき時代の「鎮め」;祭りの復権と村の再生―師走祭りと百済の里づくりをめぐって;宗教的無党派層の時代―浮上する「人間至上」の宗教)
第2部 「情報化時代」の宗教(インターネット時代の宗教;IT化された宗教実践―ある金光教教師の挑戦)
第3部 「不安の時代」の宗教(癒しを求める人々;洗脳、マインド・コントロールの神話;宗教組織におけるカリスマの制度化と宗教運動―日本の新宗教を中心に)