聖なるもの―神的なものの観念における非合理的なもの、および合理的なものとそれとの関係について

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聖なるもの―神的なものの観念における非合理的なもの、および合理的なものとそれとの関係について

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  • サイズ B6判/ページ数 357p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422130057
  • NDC分類 161.1
  • Cコード C3014

出版社内容情報

宗教の本質にある“聖なるもの”とは何か。宗教を通じて“人間”を理解しようとした宗教学者ルードルフ・オットーの古典的名著が読みやすく新登場!

<内容紹介>
ドイツの代表的プロテスタント神学者・宗教学者ルードルフ・オットーの『聖なるもの』は、宗教における非合理的要素と合理的要素の関係を明らかにし、宗教の本質を人間にとって神秘的で非合理的なもの、戦慄すべきものとして抽出、ヌミノーゼという造語で名付けた宗教学の古典的名著。このたび読みやすく新たな翻訳でお届けいたします。付録にオットーの比較宗教研究論文「仏教におけるヌミノーゼなもの」も収録。豊富な訳注(脚注他)・索引付き。
<詳細目次>
第一章 合理的と非合理的
第二章 ヌミノーゼなもの
第三章 「被造物感」 ――自己感情におけるヌミノーゼな客体の感情の反射としての(ヌミノーゼの要素 第一)
第四章 畏るべき神秘(ヌミノーゼの要素 第二)
      一、「畏るべき」という要素
      二、優越するものの要素
      三、「エネルギッシュなもの」の要素
      四、神秘の要素(「全く他のもの」)
第五章 ヌミノーゼな賛歌(ヌミノーゼの要素 第三)
第六章 魅惑するもの(ヌミノーゼの要素 第四)
第七章 不気味なもの(ヌミノーゼの要素 第五)
第八章 対応する諸事象
      一、対立・調和
      二、感情連合の法則
      三、図式化
第九章 ヌミノーゼな価値としての神聖、尊厳なもの(ヌミノーゼの要 素 第六)
第十章  何が非合理的と言われるのか
      一、直接的な手段
      二、間接的な手段
      三、芸術におけるヌミノーゼなものの表現手段
第十一章 ヌミノーゼなものの表現手段
       一、直接的なもの
       二、間接的なもの
       三、芸術におけるヌミノーゼなものの表現手段
第十二章 旧約聖書におけるヌミノーゼなもの
第十三章 新約聖書におけるヌミノーゼなもの
第十四章 ルターにおけるヌミノーゼなもの
第十五章 発 展
第十六章 ア・プリオリなカテゴリーとしての「聖なるもの」 第一部
第十七章 素質の歴史的表出
第十八章 「原生のもの」の要素
第十九章 ア・プリオリなカテゴリーとしての「聖なるもの」 第二部
第二十章 現れた「聖なるもの」――直感の能力
第二十一章 初期キリスト教における直感
第二十二章 今日のキリスト教における直感
第二十三章 宗教的ア・プリオリと歴史
付録 仏教におけるヌミノーゼなもの
    ――坐禅におけるヌミノーゼな体験――
あとがき

<著者略歴>
ルードルフ・オットー(Rudolf Otto,1869-1937)ドイツの代表的プロテスタント神学者・宗教学者。ゲッティンゲン大学を経て、マールブルク大学神学部教授。1917年刊行の『聖なるもの』は世界的な名著。マールブルク宗教学資料館設立、世界宗教人類同盟の構想を打ち立てるなど実践的活動も行った。

<訳者略歴>
華園聰麿(はなぞの としまろ)1936年山形県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程中退。島根大学助教授、東北大学教授を歴任。東北大学名誉教授。専門は宗教学。翻訳にオットー著『西と東の神秘主義』(日野紹運、J.ハイジックとの共訳、人文書院)など。

内容説明

宗教の本質にある、「聖なるもの」とは何か?言葉では言い難き、非合理的なるもの、ヌミノーゼとは―宗教における合理的要素と非合理的要素の関係を分析し、「聖なるもの」の本質を明らかにした宗教学の古典的名著。

目次

合理的と非合理的
ヌミノーゼなもの
「被造物感」―自己感情におけるヌミノーゼな客体の感情の反射としての(ヌミノーゼの要素第一)
畏るべき神秘(ヌミノーゼの要素第二)
ヌミノーゼな賛歌(ヌミノーゼの要素第三)
魅惑するもの(ヌミノーゼの要素第四)
不気味なもの(ヌミノーゼの要素第五)
対応する諸事象
ヌミノーゼな価値としての神聖、尊厳なもの(ヌミノーゼの要素第六)
何が非合理的と言われるのか〔ほか〕

著者等紹介

オットー,ルードルフ[オットー,ルードルフ][Otto,Rudolf]
1869‐1937。ドイツの代表的プロテスタント神学者・宗教学者。ゲッティンゲン大学を経て、マールブルク大学神学部教授。1917年刊行の『聖なるもの』は世界的な名著。マールブルク宗教学資料館設立、世界宗教人類同盟の構想を打ち立てるなど実践的活動も行った

華園聡麿[ハナゾノトシマロ]
1936年山形県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程中退。島根大学助教授、東北大学教授を歴任。東北大学名誉教授。放送大学客員教授。専門は宗教学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

madofrapunzel

1
★★★★☆ ヌミノーゼとは、単に非合理的なものではない。なぜなら、「非合理的なもの」と定義すること自体は合理的なものだからである。 ヌミノーゼは、合理的思考の外にある。それをゆっくり叙述していくのが、このオットーの書物の特徴である。2013/05/13

Ecriture

0
カント、エリアーデと一緒にどうぞ。2009/02/10

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