学校というブラック企業―元公立中学教師の本音

個数:
電子版価格
¥1,540
  • 電書あり
  • 動画あり

学校というブラック企業―元公立中学教師の本音

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月21日 23時08分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422120744
  • NDC分類 371.3
  • Cコード C0037

出版社内容情報



◎昭和から変わらない教育現場の問題点と解決策を、リアルな体験から訴える。

・「下着の色」まで指定する校則を変えるには? 
・休むことが許されないブラック部活のおかしさ。
・管理職はなぜムダに仕事を増やすのか?
・内申点やクラス替えはどう決まる?
・宿題は残業と同じ

学校現場の問題点と、それを変えないおかしな教員への対策を訴える。

(ツイート例より)
●子どもは感動を生みだす道具ではない
職員会議で
教頭「卒業式で「生徒は長い白靴下でそろえたい』意見、どう思います?」
A「今は色も長さもバラバラで気になる」
B「そろってる方が見た目がいい」
C「式典に合った服装指導が大事」
私「反対です。賛成の方は、生徒と保護者にも理由を説明してくれますか?」
シーン……。
あれ、賛成者が消えた。

●第一章 理不尽な校則を強要する教師
「中学生らしさ」って何?
華美なデザインって何?
コラム 内申点って何?

●第二章 ブラックな学級経営をする教師
「みんな仲良し」は幻想
宿題はただの残業
コラム 本当の公平とは?

●第三章 部活で暴走する教師
熱血顧問による洗脳
休むことが許されない文化
コラム 怒ると叱るの違い

●第四章 やばいいじめ指導をする教師
教師の隠れたカリキュラム
被害者を守れる学校を目指す
コラム クラスはどう決まるの?

●第五章 仕事を増やし続ける管理職教師
子どもは感動を生みだす道具ではない
「学校の伝統を守る」の本音は?
コラム ちゃんとしたお弁当って何?

●第六章 なぜ教師は変われないのか?
担任不足、教員不足
現場まかせの文科省

(制作中のため目次は変更する可能性があります)

内容説明

理不尽な指導と仕組みをなくし、ホワイトな学校に変える具体策。

目次

1 理不尽な校則を強要する教師
2 ブラックな学級経営をする教師
3 部活で暴走する教師
4 やばいいじめ指導をする教師
5 仕事を増やし続ける管理職教師
6 なぜ学校は変われないのか?

著者等紹介

のぶ[ノブ]
元公立中学校教師。高校時代に校則がない学校で過ごした経験から、見た目をしばる校則に対して疑問をもち、改善するために行動してきた。8年間生徒会の担当として、いじめのない学校づくりを目指す取り組みを続ける。いじめ加害者の別室指導や出席停止も経験した。妻の妊娠、出産をきっかけに、自分の働き方を大きく改革。学級担任、部活動顧問、生徒会担当、生徒指導担当を掛け持ちしながら、「学校で一番早く帰る」をモットーに行動。独身時代は残業時間150時間を軽く超えていたが、月30時間程度に縮小させた。退職後、本格的に始めたツイッターでは、学校のモヤモヤ代弁者として、理不尽な指導や文化を中心に発信中。現在のフォロワー数は 4万人を超える。DMには学校のいじめ指導に悩む保護者から、数多くの質問が寄せられている。地方ラジオ出演、テレビの取材やインタビュー出演、ニュース記事の取材など、メディアにも数多く取り上げられた。現在はIT企業に転職して、学校のDX化を提案している。二児の父(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じゅむろりん

15
今何かと話題のブラック校則と学校の働き方改革に興味が湧き購入。これ読んで思うのは、教師って「学問で子供を導くことに専念してほしい」ってこと。先生って教育も福祉もアスリート育成も、家庭教育も請け負っている印象。我が子が大変お世話になった恩師には感謝しかないけど、あんまり頼りすぎじゃないかな。熱血ドラマ(古い)に憧れて教師になっても辞めたくなるわな。今も続く校則を見て笑っちゃうけど、当の先生たちは至って愚直に維持していることが悲しいですね。子供の憧れであってほしいからこそ自分達で改革してほしいな。2023/07/02

kitten

10
図書館本。この方のツイッターは、見たことがあると思う。公立中学校の話だけど、どこの学校も似たようなものじゃないかな。定額働かせ放題な教員。無駄な仕事はなくしていこう。いじめに関する記述が興味深かった。いじめの加害者は登校停止にすることができるのに、実際に停止になったのは年間1人。いじめが原因で学校に行けなくなったのは年間500人以上。おかしいでしょ?加害者に毅然とした対応を。排除すべきは加害者である。先生がブラックな環境で働いた結果として、子供たちの教育環境が悪くなってるんだ。2023/06/22

Iwata Kentaro

7
献本御礼。学校がなぜブラックになるかを構造的に分析した本。脱ブラックなるか。まずは謎校則の全廃から。2023/04/21

てくてく

4
ツイッター(X)でもお見かけする方の本だったので購読。仕事をひとつ増やすなら教員が今抱えている仕事を見直して不要なことをひとつ減らすことは当然だと思う。今の小学校の先生の多くはやることが多すぎて細やかな目配りができる人を潰してしまっていると思う。制服や校則は、前者は昨今の気候変動を踏まえれば柔軟に対応するべきだし、校則も趣旨を明確に説明できないものは無くせばいいと思う。私が基本的に「決まっていることだから異議申し立てをするな」が嫌いなこともあるだろうけれど。2023/12/28

ecuas

3
世界最長レベルの残業時間、学校行事や生徒への指導など業務の大変さを考えると、確かに公立教員からすれば学校がブラック企業というのには納得だが、同時にその教師が生徒に対して理不尽な負担を強いているのが気になる。自らの環境も、生徒への対応も、積極的に変わろうとする意志がその教師になければ結局は変わらないのでは。子供の学生時代がその時しかない貴重なものであることを考えれば、そうしたマインドのない教師が変わることに期待するよりは、積極的な変化を取り入れている学校を探して入学させる方が、子供にとっては良いように思う。2023/07/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20841489
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。