出版社内容情報
【内容紹介】
絵本を読むのは子どもでも、本を選ぶのはお母さんのやくめ。「良い絵本」とはどんな絵本なのでしょう? 同じ昔話を題材にした絵本が、絵本作家の力量でどれほどちがうものになるかといった興味深い比較や、絵本の構成・歴史などの大切な知識。さらには、絵本を介しての親と子のコミュニケーションのありかた、子どもには読み聞かがどれほど嬉しいかなど、知りたい・知っておきたい知識が満載の、お母さんのための絵本論です。
目次
第1章 目立たない扉絵の目立った役割
第2章 物語絵本の構造
第3章 絵本の機能と魅力的な構成を探る
第4章 親子は絵本をどのように楽しむか
第5章 子どもと共に読むひととき
第6章 絵から読む・文から読む
第7章 絵本の改作をめぐる問題
第8章 絵本のビデオ化の実情と問題点
第9章 「布の絵本」は絵本か
第10章 絵本のあゆみ・絵本はこんなに進化した
著者等紹介
棚橋美代子[タナハシミヨコ]
京都女子大学教授
阿部紀子[アベノリコ]
愛知江南短期大学教授
林美千代[ハヤシミチヨ]
愛知県立大学・東海学園大学ほか、講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。