出版社内容情報
箱庭療法家として40年以上にわたって活動してきた著者による箱庭療法への誘いの書。箱庭療法に関する研究論文を集めた第1部、箱庭療法を「実践以前の配慮事項」から丁寧に解説した第2部、そして箱庭療法家としての自らの足跡をエッセイで振り返った第3部で構成。不思議で不可解な人間存在を理解するための、不思議で不可解な技法である箱庭療法をライフワークとしてきた著者が、様々な角度からその魅力と本質に迫る。
内容説明
若き心理学徒たちよ、箱庭療法を学ぼう!箱庭療法家として40年以上にわたって活動してきた著者による箱庭療法への誘いの書。箱庭療法に関する研究論文を集めた第1部、箱庭療法を「実践以前の配慮事項」から丁寧に解説した第2部、そして箱庭療法家としての自らの足跡をエッセイで振り返った第3部で構成。不思議で不可解な人間存在を理解するための、不思議で不可解な技法である箱庭療法をライフワークとしてきた著者が、様々な角度からその魅力と本質に迫る。
目次
第1部 研究的発想の断片(不登校小6男児の箱庭療法;箱庭療法における作品理解の試み;臨床心理面接において報告された夢の理解の試み ほか)
第2部 箱庭療法の手引き(実践以前の配慮事項;面接の実際;イメージ体験を中核とする心理療法の本質)
第3部 箱庭療法家への道(怪獣映画と箱庭療法;若い臨床心理学徒よ、研修会に行こう;臨床心理士の養成について;『箱庭療法入門』―遊戯療法をめぐる本の紹介;『箱庭療法入門』再読;明石箱庭療法研究会―番外伝;コンステレーション―私の物語;箱庭療法と解釈;箱庭療法と私)
著者等紹介
平松清志[ヒラマツキヨシ]
岡山大学教育学部卒業、兵庫教育大学大学院博士課程修了。公立小学校教諭、山陽学園短期大学講師・助教授、ノートルダム清心女子大学教授を経て、ノートルダム清心女子大学名誉教授。臨床心理士、博士(学校教育学)。2020年度日本箱庭療法学会「学会賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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