出版社内容情報
技法、効果、エビデンス……心理療法を行うときに、確かにどれも大切だけれど、もっと大切なものがないだろうか? 心理職の国家資格が誕生し、多職種連携のあり方が問われる、そんな時代だからこそ、立ち止まってじっくり考えたい、心理療法にしかできないこととは何か、そもそも心理療法とはどのような営みなのか。「心」の捉え方から心理療法の実際まで、大学でも教えてくれない根っこのところから考える心理療法入門書。
内容説明
技法?効果?エビデンス?もっと大切なものがあるだろう?心理職の国家資格が誕生し、多職種連携のあり方が問われる、そんな時代だからこそ、立ち止まってじっくり考えたい、心理療法にしかできないこと。大学でも教えてくれない根っこのところから考える心理療法入門書!
目次
第1部 根を張る―心の捉え方(心とは何か;心の健康と悩みや生きづらさ;心が成長するとはどういうことか)
第2部 幹を育てる―心理療法の本質(心理療法とは何か;心理療法のまなざし;心理療法家の心構え)
第3部 枝葉を広げる―心理療法の実際(心理療法の進み方―みどりさんのケース;みどりさんのケースを考える―クライエントの視点から;みどりさんのケースを考える―心理療法家の視点から;みどりさんのケースを考える―2人の間で起こったこと)
第4部 さまざまな実り(心理療法を現場に生かす)
著者等紹介
小松貴弘[コマツタカヒロ]
1996年、広島大学大学院教育学研究科博士課程後期単位取得退学。修士(心理学)。臨床心理士、公認心理師。現在、神戸松蔭女子学院大学人間科学部教授
渡辺亘[ワタナベワタル]
2001年、広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了。博士(心理学)。臨床心理士、公認心理師。現在、大分大学福祉健康科学部教授
中村博文[ナカムラヒロブミ]
1999年、広島大学大学院教育学研究科博士課程後期単位取得退学。修士(心理学)。臨床心理士、公認心理師。現在、神戸松蔭女子学院大学人間科学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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