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出版社内容情報
完治が難しい統合失調症。精神科医40年、臨床心理士24年のキャリアから、治癒改善した14例を挙げて治療ポイントを示す。
《治療ポイントシリーズ》第6弾は、完治が難しいとされる統合失調症。筆者は精神科医40年、臨床心理士24年のキャリアから、治癒改善した14例を挙げて治療ポイントを示す。治るかどうかは、患者本人・家族・治療者の自覚と治療意欲・工夫にかかっている。その工夫の仕方を、実際にはどうしたらいいのか具体的に示した。幻聴・妄想・治療拒否に焦点を絞り、その治療のポイントを述べる。医師、患者、家族に読んでほしい本。
第1章 統合失調症について
★1 統合失調症と精神病
★2 統合失調症の症状
★3 統合失調症の分類
★4 統合失調症の原因
★5 統合失調症の脳内変化
★6 統合失調症とは「精神の危機」である
第2章 統合失調症の治療について
★1 統合失調症治療の一般原則
★2 治療の実際
★3 治療上の困難とその対策
★4 種々の場合(まとまりなさ、妄想、幻聴等)の治療
★5 患者・家族からの基本的四大質問とその応答
★6 再発の予防について
★7 薬物療法について
第3章 各治療例と治療ポイント
★1 連れて来られた患者に対する初回面接
★2 妄想性障害の治療例
★3 幻聴治療の実際例
★4 統合失調症体験に伴ううつ状態
★5 復職、治癒に成功した青年医師
★6 研究者復帰ができたNさん
【著者紹介】
平井孝男1949年、三重県上野市に生まれる。1974年、金沢大学医学部を卒業後、大阪大学病院精神科、大阪逓信病院神経科、仏政府給費留学、榎坂病院・淀川キリスト教病院精神神経科を経て、1991年4月より平井クリニックと新大阪カウンセリングセンターを開設し、活動中。現在、大阪市大生活科学部、関西カウンセリングセンターなどで、治療学の講座を担当。大阪経済大学人間科学部客員教授。精神科医。臨床心理士。
内容説明
治るかどうかは、患者本人・家族・治療者の自覚と治療意欲・工夫にかかっている。では実際にどう工夫すればよいのか?本書は治療現場を、逐語録を用いていきいきと再現。治療的働きかけとその意味、治療促進要因と妨害要因が明快に理解できる!
目次
第1章 統合失調症について(統合失調症と精神病;統合失調症の症状;統合失調症の分類;統合失調症の原因;統合失調症の脳内変化;統合失調症とは「精神の危機」である)
第2章 統合失調症の治療について(統合失調症治療の一般原則;治療の実際;治療上の困難とその対策;種々の場合(まとまりのなさ、妄想、幻聴等)の治療
再発の予防について
薬物療法について)
第3章 各治療例と治療ポイント(連れて来られた患者に対する初回面接;妄想性障害の治療例;幻聴治療の実際例;統合失調症体験に伴ううつ状態;復職、治癒に成功した青年医師;研究者復帰ができたNさん)
著者等紹介
平井孝男[ヒライタカオ]
1949年、三重県上野市に生まれる。1974年、金沢大学医学部を卒業後、大阪大学病院精神科、大阪逓信病院神経科、仏政府給費留学、榎坂病院・淀川キリスト教病院精神神経科を経て、1991年4月、平井クリニックと新大阪カウンセリングセンターを開設。現在、平井クリニック院長、新大阪カウンセリングセンター長を務める傍ら、大阪市立大学生活科学部、および関西カウンセリングセンターなどで、治療学の講座を担当。大阪経済大学人間科学部客員教授。精神科医。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。