家裁調査官が見た現代の非行と家族―司法臨床の現場から

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家裁調査官が見た現代の非行と家族―司法臨床の現場から

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  • サイズ B6判/ページ数 329p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422115870
  • NDC分類 327.8
  • Cコード C3011

出版社内容情報

家庭裁判所で取り扱われる少年事件・家事事件を体系的に分類し、各類型を緻密に考察、現代の少年と家族の実相を描き出す。

非行や犯罪は、その時代を映し出す鏡と言われる。同様に、離婚やDV、児童虐待などの家族をめぐる問題には、夫婦関係や親子関係の歪みが直截に示される。本書は、家庭裁判所で取り扱われる少年事件・家事事件を体系的に分類した上で、各類型を歴史的変遷や社会的背景を踏まえて緻密に考察、現代の少年と家族の実相を描き出す試み。司法や心理をはじめ、教育、福祉、行政、マスコミなど非行や家族の問題に関わるすべての人々へ。

目次


はじめに

第I部 司法臨床の視点
家庭裁判所と家庭裁判所調査官
司法臨床による少年非行と家族紛争の類型

第II部 現代の非行
非行総論――少年事件に見る現代の非行
第I類型(反社会的問題行動群) 
  暴力非行
  集団非行
第II類型(不特定対象型問題行動群) 
  ネット非行
  万引き非行
第III類型(非社会的問題行動群)
  薬物非行
  女子非行
第IV類型(親密圏型問題行動群) 
  校内非行
  家庭内暴力

第III部 現代の家族
家事総論――家事事件に見る現代の家族
I 夫婦関係
  離婚と子どもの奪い合い
  ドメスティック・バイオレンス
II 親子関係
  児童虐待
  面会交流の争い
III 親族関係
  遺産分割
  高齢者虐待
IV 多問題家族
  複合問題

おわりに

【著者紹介】
廣井亮一(ひろい・りょういち)1981年から1999年まで家庭裁判所調査官。以後、和歌山大学助教授、京都女子大学准教授を経て、現在、立命館大学文学部教授、同大学院文学研究科教授。学術博士(大阪市立大学)、臨床心理士。専門は司法臨床、非行臨床、家族臨床。主要著書として、『司法臨床の方法』(単著、金剛出版、2007年)、『子どもと家族の法と臨床』(共編著、金剛出版、2010年)、『非行臨床の新潮流』(共編著、金剛出版、2011年)、『司法臨床入門(第2版)』(単著、日本評論社、2012年)、『カウンセラーのための法と臨床』(単著、金子書房、2012年)、『加害者臨床』(編著、日本評論社、2012年)などがある。

内容説明

家庭裁判所で取り扱われる暴力非行や集団非行などの少年事件、そして離婚やDV、児童虐待などの家事事件を歴史的変遷や社会的背景を踏まえて緻密に考察、現代の少年と家族の実相を鮮やかに描き出す。気鋭の家裁調査官による渾身の論考。

目次

第1部 司法臨床の視点(家庭裁判所と家庭裁判所調査官;司法臨床による少年非行と家族紛争の類型)
第2部 現代の非行(非行総論―少年事件に見る現代の非行;第1類型(反社会的問題行動群)
第2類型(不特定対象型問題行動群)
第3類型(非社会的問題行動群)
第4類型(親密圏型問題行動群))
第3部 現代の家族(家事総論―家事事件に見る現代の家族(夫婦関係;親子関係;親族関係;多問題家族))

著者等紹介

廣井亮一[ヒロイリョウイチ]
1981年から1999年まで家庭裁判所調査官。以後、和歌山大学助教授、京都女子大学准教授を経て、立命館大学文学部教授、同大学院文学研究科教授。学術博士(大阪市立大学)、臨床心理士。専門は司法臨床、非行臨床、家族臨床(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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むつこ

23
「はじめ」と「おわりに」の編集に携わった調査官たちの苦悩が伝わってきた。特に少年犯罪の移り変わり。根本的に家族・家庭環境は似ていると思われるが冷静に記されている事例であっても少年たちの心は歪んでいると感じざるを得ない。国民として正しい知識と情報を理解し、未来の大人たちを見守っていきたい。2015/04/18

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