五感の力―未来への扉を開く

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五感の力―未来への扉を開く

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422115641
  • NDC分類 141.2
  • Cコード C0011

出版社内容情報

五感の不思議と力を豊富なエピソードや科学的知見から解説、五感をより生き生きと働かせるための具体的な取り組みを紹介する。

空の様子からピタリと天気を予測するお母さん、自転車を乗り回す盲目のピアニスト、誤って洗剤が入った粉ミルクを拒否した生後2カ月の赤ちゃん……。五感の不思議と力を豊富なエピソードや科学的知見から解説し、自分の五感の用い方を知るチェックリスト、五感を磨くトレーニングや日常生活上の工夫など、五感をより生き生きと働かせるための具体的な取り組みを多数紹介する。五感を通じて自分、他者、世界と出会い直す旅への誘い。

目次


はじめに――この本に関心を寄せてくださったみなさんへ手渡したいメッセージ

序 章 まず五感から始める
  1 人間の持つ三つの叡智
  2 私たちが暮らしている五感の世界

第1章 五感の世界へようこそ
  1 エカテリーナ宮殿の琥珀の間
  2 五感の達人からのお誘い
  3 私の五感発見――五感チェックリスト

第2章 五感ワンダーランド
  1 五感はいつ生まれるのか
  2 ボン・ジェス教会――五感の階段
  3 視覚の不思議
  4 聴覚の不思議
  5 嗅覚の不思議
  6 味覚の不思議
  7 触覚の不思議
  8 直感の不思議

第3章 五感の力
  1 私の可能性を広げる五感の力
  2 人間関係を豊かにする五感の力
  3 調和をもたらす五感の力
  4 空間のメッセージを生み出し、受け取る五感の力
  5 今ここを生きる五感の力
  6 未来を切り拓く五感の力

第4章 五感を磨き、五感の世界を愉しむ
  1 扉を開ける前の準備
  2 お散歩シリーズ
  3 四季の巡りシリーズ
  4 リラックスシリーズ
  5 手仕事・足仕事シリーズ
  6 言葉にする・形にするシリーズ 
  7 ドキドキシリーズ
  8 五感の力を守る

終 章 五感の扉を開き未来へ
  1 世界の始まりから二一世紀に向かって差し出されたメッセージ
  2 ハワイを癒し希望の星となった双胴カヌー・ホクレア号――米国、先住ハワイ人

おわりに――日本人の感性

感謝の言葉

【著者紹介】
グラバア俊子(ぐらばあ・としこ)1947年、長野県に生まれる。1973年、立教大学大学院文学研究科で修士号(組織神学)取得。大学院在学中より、立教大学キリスト教教育研究所(JICE)で人間関係トレーニングに携わる。高等教育の新しい試みとして南山短期大学に人間関係科が新設されるにあたり奉職。在職中、米国へ留学。1977年、ボストン大学教育学大学院で修士号(人間性と行動)取得。ハーバード大学ダンスセンター、エサレン研究所などで研修を受ける。現在、南山大学人文学部心理人間学科教授(専攻:人間関係トレーニング、自己成長、ボディワーク)主要著書『人間関係トレーニング――私を育てる教育への人間学的アプローチ』(共著)ナカニシヤ出版 1992年『すいれんの国』(物語・音楽CD)風の豊与 1995年『私という迷宮――セルフ・クエストのすすめ』日本評論社 1998年『新・ボディワークのすすめ――からだの叡智が語る私・いのち・未来』創元社 2000年『ファシリテーター・トレーニング 第2版――自己実現を促す教育ファシリテーションへのアプローチ』(共著)ナカニシヤ出版 2010年

内容説明

五感の不思議とその力を豊富なエピソードや科学的知見から説き明かし、五感をより生き生きと働かせるためのトレーニングや生活上の工夫を多数紹介。

目次

序章 まず五感から始める
第1章 五感の世界へようこそ
第2章 五感ワンダーランド
第3章 五感の力
第4章 五感を磨き、五感の世界を愉しむ
終章 五感の扉を開き未来へ

著者等紹介

グラバア俊子[グラバアトシコ]
1947年、長野県に生まれる。1973年、立教大学大学院文学研究科で修士号(組織神学)取得。大学院在学中より、立教大学キリスト教教育研究所(JICE)で人間関係トレーニングに携わる。高等教育の新しい試みとして南山短期大学に人間関係科が新設されるにあたり奉職。在職中、米国へ留学。1977年、ボストン大学教育学大学院で修士号(人間性と行動)取得。ハーバード大学ダンスセンター、エサレン研究所などで研修を受ける。現在、南山大学人文学部心理人間学科教授(専攻は人間関係トレーニング、自己成長、ボディワーク)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たかこ

8
たまたま手にとった本が、10年ほど前に何度かお話したことがあったグラバア先生の本!事務話だけだったので先生の研究についてはふれたことがなく、まさか今私の学びたいことがここにあったなんて衝撃な再会(本と)であった。五感体験を表す日本語の豊かさ、単なる比喩的表現ではなく、確かに経験された感覚体験を表現している。(例:匂い立つ美しさ、香りを聞くなど)日本人は、虫の音や竹林を渡る風の音などの自然音を、欧米人と違って言語脳である左脳で処理している。自然音を言葉でとらえていることであり、自然が語りかけてくると言える。2020/01/25

りえこ

7
五感にとても注目していて興味があり、生活の中で失われてきていることに気付いていて、もっと五感を生かす方法はないかと考えていたのでとても面白く読みました。今まで色々なところで経験したり知ってきた事が色々書かれていて(フェルデンクライスやアレクサンダーテクニークや色々)つながっているんだなと思いました。2021/08/07

胃弱完治

2
図書館本、返却間近なのでざっと読み。しかし期待した以上に興味深い内容。どの五感が特に強いかで人それぞれ感じている事はこんなにも違うんだね。そりゃそうだよね。自分は何の感覚を主に使ってる?セルフチェックで出た答えは・・やっぱり耳は悪いみたい(笑) 耳の良すぎる兄弟と合わないはずだわ。赤ちゃんと母親の触れ合いやコミュニケーションについて割いてある部分が多く記憶に残った。触れ合いは大事だ。あと原爆を予知していたアメリカの部族の話。この部族の名前は以前読んだ光のラブソングにも載ってた気がするんだが・・違ったかなー2024/02/12

Datt

2
★★★★☆ 冒頭から,五感を鍛えることが他者を理解するなどコミュニケーション向上につながると説いているのが特徴。自分が五感のどれを多く使っているのかをチェックするワークシート,五感それぞれの特徴説明,豊富な実例など,内容が濃い。スケッチや宗教音楽,俳句など,今まで関心のなかったものへの好奇心もわき,読んでいてわくわくした。2014/06/28

ダンゴ☆ルッチ

1
ずい分と五感をおろそかにしてきているなと感じた。「目で見えることがすべて」みたいな感じになっていたようだ。少しずつでもいいからとにかく五感を意識すること。「嗅覚」「触覚」「聴覚」を特に意識してみる。「風」を感じてみるのも良いなと思った。2022/11/18

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