技芸(アート)としてのカウンセリング入門

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技芸(アート)としてのカウンセリング入門

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784422115467
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

出版社内容情報

カウンセリングを《技芸》としてとらえ、身体表現や声の重要性に言及した、全く新しい《実践》カウンセリング入門書。

カウンセリングを学んでいても、カウンセラーが実際どのように面接しているのか見たことがない人は多い。カウンセリングは音楽を修得するときのように、頭で分かるだけでなく実際に身体を使ってできるようになることが重要だ。本書はカウンセリングを《技芸》としてとらえ、音楽や演劇同様パフォーミング・アートであるとする。カウンセリングにおける身体表現や声の重要性に言及した、全く新しい《実践》カウンセリング入門書。

まえがき
はじめに
第1章 カウンセリングとは
「カウンセリングとは何か」という問い
クライエントの「体験を促進する」
自己理解
ありのままを受け入れる心構え
全身の身体表現を用いる
前提としての援助的人間関係
カウンセラーの「癖」と個性
第2章 カウンセラーの聴き方
聴くことの重要性
聴くことの難しさ
カウンセラーの聴き方
第3章 マインドフルに聴く
マインドフルネスとは
何もしないことを学ぶ
ラディカル・アクセプタンス
日常生活におけるインフォーマルな実践
マインドフルに聴く
第4章 応答技法について
応答技法
あいづち
反射
クライエントの発言内容の要約
感情の明瞭化
非指示的リード
質問
指示・教示
自己開示
終わりに
第5章 カウンセラーの声、呼吸、姿勢
カウンセリングは身体的な技芸
声の重要性について
声の可能性を知る
さらに声について知る
呼吸について
姿勢について
おわりに
コラム5-1
第6章 カウンセラーの話す技術
カウンセラーも話す
聴くことは情報の受け手になること?
カウンセラーの言葉の技術 サリヴァンの考え
カウンセリングは治療的レトリックである
焦点メッセージとメタ・メッセージ
カウンセリング場面の具体例から
アーティスティックに行こう
コラム6-1
第7章 クライエントの心理における不安の働きを理解する
語られない不安
テキスト分析に陥るな
人は幸福を願い、不幸に陥ることを恐れる? 常識的前提を離れよ
前向きの動機と逃げ出す動機
第8章 カウンセリングの限界と広がり
カウンセリングは唯一絶対の援助?
カウンセリングを受けて悪化するケース
カウンセリング以外の援助への信頼
あとがき
付録1 マインドフルネス瞑想のエクササイズ
付録2 イメージ・ワークによる傾聴の実習
付録3 リアルな場面設定でのカウンセリング実習
付録4 実習を生産的に安全に行うために考えておきたいこと
カウンセリングを学ぶ上での実習の重要性
実習におけるクライエント役の難しさ
実習のふり返り
お芝居か現実か
実習における傷つき体験について
付録 推薦図書

【著者紹介】
1961年 神戸市生まれ。京都大学教育学部、京都大学大学院教育学研究科にて臨床心理学を学ぶ。大谷大学文学部専任講師、京都大学保健管理センター講師、京都大学カウンセリングセンター講師を経て、現在 京都大学カウンセリングセンター教授。教育学博士(京都大学)。臨床心理士。

目次

第1章 カウンセリングとは
第2章 カウンセラーの聴き方
第3章 マインドフルに聴く
第4章 応答技法について
第5章 カウンセラーの声、呼吸、姿勢
第6章 カウンセラーの話す技術
第7章 クライエントの心理における不安の働きを理解する
第8章 カウンセリングの限界と広がり

著者等紹介

杉原保史[スギハラヤスシ]
京都大学カウンセリングセンター教授。教育学博士(京都大学)。臨床心理士。1961年神戸市生まれ。京都大学教育学部、京都大学大学院教育学研究科にて臨床心理学を学ぶ。大谷大学文学部専任講師、京都大学保健管理センター講師、京都大学カウンセリングセンター講師を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てぬてぬ

6
心理学の教授から、「将来医師になる学生にぜひ読んでほしい」と勧められた本。”カウンセリングとは、面接の今ここで、クライエントの体験を「促進する」こと” 著者のカウンセラーとしての矜持が伝わってくる本だった。 「力まない」ことが何よりも大事なのだと解釈した。カウンセリングはただ愚痴を聞いて満足してもらったり、そういう次元のことでないんだろう。”気付くことに価値があるのではなく、優しいまなざしを向けて気づくこと、穏やかに気づくことに価値がある”--銘記したい。2019/04/20

まさや

4
発信者自身が相手に影響を与えるので、何をいうかではなく、話し方にも気をつける必要がある。誰がどのように話すのかは個別性が大きいのでこの部分は学問というよりも芸術の範囲になるみたいです。2023/03/15

堆朱椿

4
カウンセリングを勉強している人なら読んで損はない。読んでいる最中何度も、頭の角に燻っていた疑問に答えてもらったような気がした。こういう本にも相性はあって、すんなり頷きながら読める本は意外と少ない。この本は私にとってはレア。何度も読もうと思います。2015/05/23

happy kirin

3
カウンセリングのバイブルになる本!何度も読み返したい。2020/12/20

トリピスティ・インターナショナル

3
マインドフルネスのことが割と書かれていたのが意外。話すときの声や、呼吸、身体について考えるきっかけとなった。体験、大事だよね。カウンセリングって難しくて面白いなぁ。2016/02/26

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