出版社内容情報
【内容紹介】
ますます深刻になりつつある子どもの問題。真に力のあるスクールカウンセラー(SC)の質の高い事例集が長く待ち望まれていた。本書は、さまざまな形で起こってくる学校現場の緊急の問題に、SCかしまが専門性を駆使して対処した100の事例を取り上げ、事例の概要と対処・解説・経過を述べ、精神科医、神田橋が卓越したコメントを付した。事例の数でも、内容の質と専門性の高さでも、他に追随を許さない圧倒的な充実度を誇る。全校必携の一冊。
【詳細目次】
第1章 総論
第2章 教師との連携 model001~017
第3章 家庭訪問 model018~021
第4章 家族の要因 model022~041
第5章 カウンセリング model042~054
第6章 問題行動 model055~063
第7章 障害 model064~075
第8章 躁うつ体質 model076~086
第9章 医療との関わり model087~094
第10章 失敗例 model095~100
目次
第1章 総論
第2章 教師との連携
第3章 家庭訪問
第4章 家族の要因
第5章 カウンセリング
第6章 問題行動
第7章 障害
第8章 躁うつ体質
第9章 医療との関わり
第10章 失敗例
著者等紹介
かしまえりこ[カシマエリコ]
九州大学大学院人間環境学府博士後期課程単位取得退学。臨床心理士。九州大学文学部哲学科心理学専攻を卒業後、人材開発関連の企業に就職。結婚して、2児を育てた後、九大教養部時代に村山正治の授業を受けた縁をたよりに、同大教育学部の聴講生となり、その後、同大学院教育学研究科に進学して、田嶌誠一の指導を受けた。1998年から神田橋條治の診療の陪席をするとともに、個人指導を受けるようになり、スーパーヴィジョンの回数は230回を超えて、継続中である。2000年より3年間、毎週、西園昌久の診療に陪席する機会にも恵まれた。病院臨床の傍ら、1999年より自治体雇用のスクールカウンセラーとなり、その後、文部科学省の事業によるスクールカウンセラーに移行して、現在に至る。これまでに配置された中学校は5校。校区内の小学校や、転出した教師から臨時に対応を求められた小中学校など、約20校の事例にカウンセラーとして関与してきた
神田橋條治[カンダバシジョウジ]
鹿児島県生まれ。1961年に九州大学医学部を卒業後、1984年まで同大学医学部精神神経科、精神分析療法専攻。1971年から1年間、モーズレー病院ならびにタビストックに留学。現在、鹿児島市にある伊敷病院に精神科医として非常勤で勤めるかたわら、全国の研修セミナーに招かれて後輩の育成と指導に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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