京大心理臨床シリーズ<br> 遊戯療法と子どもの今

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京大心理臨床シリーズ
遊戯療法と子どもの今

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  • サイズ A5判/ページ数 364p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422113630
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3311

出版社内容情報

<内容紹介>
子どもへの最も有効な心理療法である遊戯療法について、日本の臨床現場の第一線で活躍する38名のセラピストが多角度からアプローチし、最新の動向を伝える。身体疾患をはじめ、強迫症状、暴力行動、児童虐待、知的障害、発達障害、自閉症など、実際的な諸症・諸問題に対し、遊戯療法を活用した対処事例や論考を集め、また諸外国の遊戯療法の事例も収録。京都大学心理臨床学教室が企画・編集した「京都大学心理臨床シリーズ」の第3巻。

<詳細目次>
はじめに 東山紘久
◇序章 遊戯療法論 東山紘久
◇第1章 強迫的な不安をめぐって
1 強迫症状を呈した一〇歳男児とのプレイセラピー――きっかけとしての事件、症状消失への過程、症状消失後のセラピーについて 三杦奈穂
2 分離/誕生のイニシエーションとしてのプレイセラピー――夜尿症で来談した小三男児の事例 駿地眞由美
3 強迫性障害をもつ女児との面接――主体的な遊びが生まれてくる過程 伊藤真理子
4 自律性の未熟さとしての場面緘黙――小一男児の事例を通して 石谷みつる
5 身体症状とイライラで登校渋りを呈した小学三年生女児 田中秀紀
6 ジル・ドゥ・ラ・トゥレット症候群の男児とのプレイセラピー 仁里文美
コラム 遊戯療法と子どもの今 山中康裕
コラム 親面接の役割について 三上英子
コラム スクィグルゲームと遊び 山﨑玲奈
コラム 遊戯療法と大人の心理療法 角田 豊
◇第2章 衝動的な行動をめぐって
1 火遊びを繰り返した男児との遊戯療法――現実感を求めて 久野晶子
2 すぐにキレるという中学生 近森 聡
コラム 食事に含まれる「つながり」の大切さ 大谷真弓
コラム 遊戯療法における人形遊び 小野国子
コラム 遊戯療法実習の実際 福田昌子
◇第3章 虐待や養育困難な状況をめぐって
1 虐待を受けた五歳女児とのプレイセラピー――養護施設の事例 高橋 悟
2 児童養護施設におけるプレイセラピーと「包容」 森 茂起
3 情緒障害児短期治療施設における被虐待児への心理的援助について――「異なるもの」への関与を手がかりに 井上 真
4 配偶者間の暴力に晒されてきたF子とのプレイセラピー 棚瀬一代
コラム 乳幼児期の子どもとその親を支援する保健センター 河野伸子
コラム 「こわい話して」――児童養護施設の子どもたち 西村則昭
コラム 児童相談所の心理療法 大島 剛
◇第4章 病や障害をめぐって
1 聴力に障害のある両親をもつ子どもとのプレイセラピー――二つの世界との出会い 古屋敬子
2 交通事故をきっかけとして始まったと考えられる吃音児の遊戯療法 守屋英子
3 知的障害をともなう脳性麻痺児との遊戯療法過程――やすらぎの体験の心理治療的意味 中鹿 彰
コラム 前思春期にある知的障害児の「生」と「性」 森石泰生
コラム 地域療育における遊戯療法 大谷祥子
◇第5章 発達障害をめぐって
1 自閉性障害の三歳男児とのプレイセラピー 橋本尚子
2 高機能自閉症――一歳一一カ月からの母子心理療法 吉岡恒生
コラム こころとはなることと見つけたり 鈴木睦夫
コラム 発達障害児への統合的アプローチと遊戯療法 永田法子
コラム 高機能広汎性発達障害の心理療法における配慮 武藤 誠
コラム コミュニケーション障害の背景 山田真理子
◇第6章 外国における遊戯療法
1 性的虐待を受けた少女との心理療法の一事例 平井正三
2 重度総合運動障害(Severe Dyspraxia)による重度言語障害児が戦いをとおして死と再生を繰り返し、力強く成長していったケース 櫻井素子
コラム プレイカウンセリングという概念について 倉光 修
コラム ドルトによる子どもの精神分析治療 竹内健児
◇終章 〈心の器〉としての遊戯療法の場から見えてくる子どもの今 伊藤良子
おわりに 伊藤良子

目次

第1章 強迫的な不安をめぐって
第2章 衝動的な行動をめぐって
第3章 虐待や養育困難な状況をめぐって
第4章 病や障害をめぐって
第5章 発達障害をめぐって
第6章 外国における遊戯療法

著者等紹介

東山紘久[ヒガシヤマヒロヒサ]
1942年生まれ。1965年、京都大学教育学部卒。1973年、カール・ロジャーズ研究所へ留学。京都大学大学院教育学研究科教授。教育学博士。臨床心理士

伊藤良子[イトウヨシコ]
京都大学大学院教育学研究科教授。教育学博士。臨床心理士
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感想・レビュー

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るうるう

1
私は幼少時以来の問題を抱えているため、遊戯療法の事例を読むと、まるで自分がそこにいるかのように感じてしまう。登場する子供たちに、自分を重ね、自分もプレイルームで遊んでいるような擬似体験ができた。そして、まだ自分が言葉がしゃべれなかった時代に受けた傷が最も深かったことを考えると、私自身以前から興味をもっていた箱庭療法が、やはり自分に合っているように思うのだ。今年はその思いを実現したい。2013/05/31

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