AGPA集団精神療法実践ガイドライン

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AGPA集団精神療法実践ガイドライン

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  • サイズ A5判/ページ数 149p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784422113289
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3011

出版社内容情報

治療グループを立ち上げてゆく際に必要な事項や問題点を丁寧に解説、グループセラピストの技法についても述べた実践的ガイドライン。

精神療法には、一対一で行う個人療法のほかに、グループで行う集団精神療法がある。適切なグループで運営される集団療法は、個人療法に勝るとも劣らない効果を発揮すると言われる。本書は、そうした治療グループを立ち上げてゆく際に必要な事項や問題点を丁寧に解説し、グループセラピストの技法についても述べた極めて実践的なガイドラインである。グループづくりを始めようとしている人たちの指南書となるばかりではなく、理論学習のテキストや研究資料としても活用できる。

日本語版における序 相田信男
本書を活用するにあたって 田辺 等
翻訳にあたって 藤 信子・西村 馨
序文
はじめに
科学-実践特別委員会メンバー

第1章 成功する治療グループを作り出す
文献概観
上手に始める――クライエントのリファー
上手に始める――管理上の協働
要約

第2章 治療要因と治療機序
集団精神療法における作用機序を理解する
凝集性――作用機序の核
凝集性と他の治療要因との関係
臨床実践の治療的機序の査定
要約

第3章 クライエントの選定
クライエント選定時の問題
選定基準としての治療同盟
誰を集団精神療法に選ぶべきか
誰を集団精神療法から除外すべきか
中断、ドロップアウトの問題
クライエント選定のための測定用具
治療グループの構成
要約

第4章 事前準備
事前準備の意義
事前準備の目的
治療同盟の確立
クライエントの不安の軽減
情報の提供
目標についての合意
方法と手続き
影響と効果
強力な効果
中程度の効果
最小限の効果
要約

第5章 グループ発達
グループ発達を理解することの意義
グループ発達のモデル
発達段階
形成期/前親和期
動乱期/権力・統制期
活動期/親和期
遂行期/分化期
別離期/分離期
要約

第6章 グループプロセス

社会システムとしてのグループ
作業、治療的・反治療的プロセス
グループ全体
分割とサブグループ
ペア、カップル
個々のメンバーとリーダーの役割
要約

第7章 セラピストの介入
セラピストの介入の4機能
運営機能
思いやり
情動的刺激
意味帰属
クライエントの自己覚知の育成
グループ規範の確立
セラピストの透明性と自分を用いること
要約

第8章 逆効果の低減と集団精神療法の倫理的実践
実践と倫理的コンピテンス
職業的倫理――原則、規定、ガイドライン、州法規
グループプレッシャー
記録を取ること
守秘性、バウンダリー、インフォームドコンセント
二重関係
治療過程のモニタリングによる逆効果の防止
要約

第9章 並行治療
並行治療の意義とリスク
集団と個人の並行療法
集団精神療法と薬物療法の組み合わせ
12ステップグループ
要約

第10章 集団精神療法の終結
終結期の意義
集団精神療法における終結の独特な側面
期間制限グループ
期間制限グループの終了
オープンエンドのグループ
中断
個人的満足を伴う治療終結
オープンエンドグループのジレンマ
終了時の儀式
セラピストの離脱
要約

訳者あとがき
文献
索引

内容説明

グループの立ち上げにはどのようなことが必要か、クライエントはどのようにして選ぶのか、セラピストの果たすべき役割とは何か、どのような介入技法があるのかなど、グループの作り方・育て方を学びたいと思う臨床家に最適の一書。

目次

第1章 成功する治療グループを作り出す
第2章 治療要因と治療機序
第3章 クライエントの選定
第4章 事前準備
第5章 グループ発達
第6章 グループプロセス
第7章 セラピストの介入
第8章 逆効果の低減と集団精神療法の倫理的実践
第9章 並行治療
第10章 集団精神療法の終結

著者等紹介

西村馨[ニシムラカオル]
国際基督教大学教養学部上級准教授、同大高等臨床心理学研究所所長。臨床心理士。日本集団精神療法学会常任理事、編集委員会副委員長、グループサイコセラピスト・認定スーパーバイザー

藤信子[フジノブコ]
立命館大学大学院応用人間科学研究科教授。臨床心理士。日本集団精神療法学会常任理事、編集委員会委員長、グループサイコセラピスト・認定スーパーバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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