心の臨床家のための精神医学ハンドブック

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 667p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784422113258
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3011

出版社内容情報

<内容紹介>
こころの臨床に携わるコ・メディカルを対象として編集された本書は、これまで多方面からの支持を得て順調に版を重ねてきました。今回、初版刊行から6年を期に、精神医学領域での変化の動向と要請に合わせて、とくに変化の大きい領域での新しい情報の導入と、DSM-ⅣからDSM-Ⅳ-TRへの移行に伴う疾病名の表記変更、精神保健福祉士の国家資格化に伴う動向の変化と新情報の紹介、法律条文の改正にあわせた変更などを中心に改訂しています。
臨床心理士、精神保健福祉士の資格試験に必携の一冊です。

【改訂版で新しくなっている箇所】
○精神医学の診断基準が、DSM-ⅣからDSM-Ⅳ-TR(アメリカで2000年に改訂され、それに伴い日本語版の邦訳も2002年に刊行。)
○上記の移行に伴って、疾患名や症状の特徴などの表記を変更
(例 人格障害→パーソナリティ障害
   躁うつ病→双極性感情障害など)
○「精神分裂病」→「統合失調症」(これは精神神経学会での決定に伴う表記変更にあわせたもの)
このほかに「分裂病様」など関連表記も「統合失調症様」というふうに変更。
○薬物療法の項
(例 新薬の情報など)
○「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」(精神保健福祉法)の条文を新しいものに変更(本文中の「精神保健法」という表記を「精神保健福祉法」に変更)
○精神障害者福祉に関する領域で1997年の精神保健福祉士(PSW : 精神科ソーシャルワーカー)の国家資格化に伴い、PSWの働く場でさまざまな変化が起こってきた。(1998年の初版刊行時には国家資格が決まったばかりで、翌年はじめに第一回の国家試験が行なわれた。)
刊行後からこれまで6年間のPSWの職場での役割や仕事内容の変化、法律改正などに合わせて、ほぼ全面的に内容を修正。
○そのほか、初版刊行からこの6年間に起こった精神医学領域での細かい変化に関する修正を随所に新情報として入れた。
(例 少年法に伴う少年犯罪の項目、PTSDに関する項目など)

内容説明

心の臨床に欠かせない選びぬかれた精神医学の基礎知識を網羅。コラム、ミニ・コラムで、人名・専門用語の解説から最新のトピックスまで。第一級の執筆陣による、得難い臨床知の数々。病院、デイケア、スクールカウンセリングなど、各臨床現場に幅広く対応。

目次

1 精神医学とは
2 精神疾患の診断と治療
3 ライフサイクルと精神医学
4 精神医学的診断の課題とその実際
5 精神科の治療とその実際
6 各領域における精神医学の実際
7 情報処理と精神医学
8 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律

著者等紹介

小此木啓吾[オコノギケイゴ]
元東京国際大学大学院臨床心理学研究科教授(専任)、慶応義塾大学総合政策学部教授(兼任)、慶応心理臨床セミナー講師。医学博士。精神分析学、精神医学専攻。1930年生れ。慶応義塾大学医学部卒業

深津千賀子[フカツチカコ]
中京大学心理学部教授・慶応義塾大学医学部兼任講師。慶応心理臨床セミナー運営委員。臨床心理学専攻。1940年生れ。横浜国立大学学芸学部卒業

大野裕[オオノユタカ]
慶応義塾大学教授(保健管理センター)。医学博士。精神医学専攻。1950年生れ。慶応義塾大学医学部卒業。85年~88年まで、コーネル大学医学部留学。88年、ペンシルベニア大学医学部留学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

anchic

2
様々な精神疾患への対応など、臨床現場に携わる人にとって役に立つと思います。重いので携帯には不便だと思います。

放言者

0
力動より2011/09/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/220823
  • ご注意事項