京大心理臨床シリーズ<br> いのちを巡る臨床―生と死のあわいに生きる臨床の叡智

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京大心理臨床シリーズ
いのちを巡る臨床―生と死のあわいに生きる臨床の叡智

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  • サイズ A5判/ページ数 328p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422113142
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3311

出版社内容情報

「病とともに生きる」現代に、臨床心理学、医療人類学、医学は、どんな貢献ができるのか。『いのち』という観点から考える。近年の科学技術と医療技術の急速な発展によって、「病とともに生きる」「医療とともに生きる」「科学技術とともに生きる」側面が拡大してきた。そこでは、いのちの本質、生と死の本質、人間の本質、自己の本質といった、人間が古代から掲げてきた問題に新たな捉え直しとアプローチが求められている。
本書では、こうした問題にさまざまな臨床現場における第一線の臨床家が、心に学ぶことを通じて、それぞれの心が捉えた、その現代的・未来的意義と普遍的意義についての論を展開している。
人生にとって真にかけがえのないものとは何なのか。「生きる」とは、「死に逝く」とは何なのか。暴力が政治、経済、社会、文化、教育など、さまざまな領域に侵襲し、人間の営みを危機に陥れている現代にあって、人類はどのように創造へと向かうのだろうか。
臨床心理学、医療人類学、医学等の臨床現場から寄せられた、瑞々しい論文集。

「京大心理臨床シリーズ」の刊行にあたって
新たな船出にあたって
病とともに生きること、医療と科学技術とともに生きることをめぐる、普遍性の個性化への問い――はじめに に代えて
伝 牧谿「竹雀図」について 

特別寄稿 人生に訪れる変容   アーサー・クラインマン〔皆藤 章訳〕

第1章 何もしないことに全力を注ぐ――アーサー・クラインマンの「プレゼンス」に寄せて   皆藤 章
第2章 いのちの要請に応える学問の誕生
1……臨床実践指導学の誕生とその後の発展――第四ステージへの出立
  高橋靖恵
2……糖尿病医療学の誕生と発展、今後の展望   森崎志麻

第3章 周産期医療現場におけるいのちの臨床  白神美智恵

第4章 心的外傷における沈黙――「平等に漂う注意」についての文化論的考察   西 見奈子

第5章 現在の家族における暴力を考える――暴力性の意味と心理臨床のありかた   布柴靖枝

第6章 医療の場におけるケアするひとへのケア――医療従事者の心理的支援という実践から   坂田真穂

第7章 ケアに生きる臨床とスーパーヴィジョン
  ――セラピストは無用であることの苦痛にどう持ち堪えるか   長谷綾子

第8章 がん治療を受けるひとと社会をつなぐケアの本質   野澤桂子×皆藤 章

第9章 想い出のケアをすること   アーサー・クラインマン〔皆藤 章訳〕

特別寄稿 愛しさ いとしさとかなしさのあわいに   松木邦裕

おわりに
監修者あとがき

索引
執筆者紹介

皆藤 章[カイトウ アキラ]
監修

?橋 靖恵[タカハシ ヤスエ]
編集

松下 姫歌[マツシタ ヒメカ]
編集

目次

第1章 何もしないことに全力を注ぐ―アーサー・クラインマンの「プレゼンス」に寄せて
第2章 いのちの要請に応える学問の誕生
第3章 周産期医療現場におけるいのちの臨床
第4章 心的外傷における沈黙―「平等に漂う注意」についての文化論的考察
第5章 現在の家族における暴力を考える―暴力性の意味と心理臨床のありかた
第6章 医療の場におけるケアするひとへのケア―医療従事者への心理的支援という実践から
第7章 ケアに生きる臨床とスーパーヴィジョン―セラピストは無用であることの苦痛にどう持ち堪えるか
第8章 がん治療を受けるひとと社会をつなぐケアの本質
第9章 想い出のケアをすること

著者等紹介

皆藤章[カイトウアキラ]
京都大学大学院教育学研究科教授。博士(文学)。臨床心理士

〓橋靖恵[タカハシヤスエ]
京都大学大学院教育学研究科准教授。博士(教育心理学)。臨床心理士、家族心理士

松下姫歌[マツシタヒメカ]
京都大学大学院教育学研究科准教授。博士(教育学)。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。