こころの臨床セミナーBOOK<br> 無心の対話―精神分析フィロソフィア

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こころの臨床セミナーBOOK
無心の対話―精神分析フィロソフィア

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  • サイズ A5判/ページ数 168p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422113104
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3011

出版社内容情報

人と人の“対話”はいつも、瞬間瞬間の相互作用に満ちていて、そこでは我と汝の「もの想い」がダイナミックに触れあっている。人間まるごと(言葉・気持・考えにならないものも含めて)がインターフェイスとなる「精神分析」では、いったいどのような“対話”が生じているのか? 本書ではその現場を、どこまでも「生身の体感」をもとに哲学する。また、日本古来の“無心”という側面から、あるいは“稽古”という設定から、人と人の出会いのビビッドな動感を描き出す。――精神分析家が哲学者に何を語ることが出来るか? 哲学者は精神分析の根底にいったい何を読むか?! 稀代の異種ダイアローグを目の前にして、私たちは何を考えるか……。

精神分析家:松木邦裕は
元・日本精神分析学会会長、京都大学名誉教授

哲学者:西平 直は
京都大学大学院教育学研究科教授(臨床教育学)

内容説明

七色のダイアローグ、“こころ”の真髄にふれて交わり瞬く“ことば”哲学/人間学と精神分析が出会って奏でるポリフォニー。

目次

出会い―対話のはじまる前に
体験するひと―はじまりの対話
稽古―自分と向きあう契機
二重の見―生きている転移/逆転移
無心―平等に漂う注意「もの想い」
循環・往来―ワーキングスルー
機―底つきとタイミング
みずからを生きるひと―おわりの対話
対話の終わりに―内なる対話の“始まり”

著者等紹介

西平直[ニシヒラタダシ]
信州大学、東京都立大学、東京大学でドイツ哲学と教育哲学を学んだ後、立教大学に七年、東京大学に十年勤務し、2007年から京都大学大学院教育学研究科教授。専門は、教育人間学、死生学、哲学

松木邦裕[マツキクニヒロ]
熊本大学医学部を卒業後、精神分析修得をめざして臨床実践や学問的研鑽を重ねるとともに、精神分析臨床の訓練を受ける。1999年に福岡市で精神分析室を開設。2009年から2016年まで京都大学大学院教育学研究科臨床教育実践研究センター教授を務めたが、京でのみずからの修行のときと位置づける。2016年より福岡市に戻り、以前の生活に戻る。専門は臨床精神分析学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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五月雨みどり

9
精神分析家と哲学者の対談。痛みや苦しみから逃れようとするうちはいつまでも苛まれる。一度、逃げることを諦めて受け入れたとき、人は底に沈みやがて浮かび上がる。その、諦め受け入れ浮かび上がるまで持ちこたえる力を手に入れるべく苦しみ続ける営みが、精神分析である。精神分析家は、慰めても癒してもくれない。ただその苦しい営みに寄り添ってくれる存在である。らしい。と私は読んだ。2018/01/02

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