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体験から学ぶ心理療法の本質―臨床における理論・技・芸術

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  • サイズ A5判/ページ数 289p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422112732
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

出版社内容情報

【解説】
心理療法とは、理論と技と、「人間」が織りなすアートである。ベストセラー『プロカウンセラーの聞く技術」の著者、東山絃久をカウンセラーとして、20人のクライエントが、みずから体験したカウンセリング/スーパービジョンを考察。カウンセリングを通してクライエントたちは何を思い、何を手にいれたのか?クライエントの視点からカウンセリングを、そしてカウンセラーを検証する、心理療法家必読の貴重な資料。


【目次】
〔序論〕クライエント/スーパーバイジーからみた心理療法の本質
プロローグ

第一部クライエント体験から学ぶもの
 「本番カウンセリング」前夜―イメージ技法駆使の時代をこえて
 魂を抱く―身売りのテーマと女性の魂
 傲慢な沈黙
 「存在の不確かさ」から「生きる実感」へ―「揺れ」を支えるもの
 ドリームワーク「固定骨折」の夢
 存在を賭けることと心の深層における繋がり

第二部スーパーバイジー体験から学ぶもの
 一夜干し
 新米カウンセラー「相田ハジメ」のスーパービジョンから
 スーパービジョンと自己理解―

内容説明

カウンセリングと「その後」を、クライエント自身が検証する、心理療法研究における視点の転換。真に来談者に寄り添う心理療法をめざすセラピストに捧げる書。

目次

第1部 クライエント体験から学ぶもの(「本番カウンセリング」前夜―イメージ技法駆使の時代をこえて;魂を抱く―身売りのテーマと女性の魂;傲慢な沈黙;「存在の不確かさ」から「生きる実感」へ―「揺れ」を支えるもの;ドリームワーク「固定骨折」の夢;存在を賭けることと心の深層における繋がり)
第2部 スーパーバイジー体験から学ぶもの(一夜干し;新米カウンセラー「相田ハジメ」のスーパービジョンから;スーパービジョンと自己理解―己を知る・ケースを知る;「聴く」ことが身に付くまでに必要だったこと―「偉そうにするなー」と言われ続けて;スーパービジョンで学んだ面接技法と心理療法の本質;スーパービジョンの意義と学びのプロセス)

著者等紹介

東山紘久[ヒガシヤマヒロヒサ]
1965年京都大学教育学部卒、現京都大学教授、教育学博士

梶谷健二[カジタニケンジ]
1955年関西大学卒、現相愛大学人間心理学科教授

藤田裕司[フジタユウジ]
1976年大阪教育大学卒、現大阪教育大学教授

西井克泰[ニシイカツヤス]
1987年大阪市立大学生活科学部後期博士課程中退、現武庫川女子大学教授。学術博士

川原稔久[カワハラトシヒサ]
1983年京都大学理学部卒、現仏教大学助教授、学術博士
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