出版社内容情報
【解説】
アメリカで開発された心理療法TA(交流分析)を日本化。自己のこころを、親的な部分(P )、おとな的な部分(A )、子供的な部分(C )に分けて、その片よりで親分肌、大人っぽい人、子供っぽい人などの個性が見えてくると同時に、対人関係に適用して人と人の交流を分析することで、親子げんかの絶えない理由、夫婦仲の悪い理由、職場の人間関係がうまくいかない理由が見えてくる。『続セルフコントロール』を改訂し書名を変えた。
【目次】
序章 プロローグ
1心の解剖カ
2入るはやすく達するはかたし
3クールなTAからホットなTAへ
4TAの新しい分類へ
5交流分析のアウトライン-初めて読む人のために
第一章 交流分析の新しい分類
1交流のタイプによる分類
2性格、心理状態、状況からみた分類
a相互的あるいは真実の交流
bドラマ的交流
c人生ゲームの解明
第二章 ドラマ的交流の分類
1共感的交流
2相補的交流
3風刺的交流
4功利的交流
5防衛的交流
6脚本的交流
第三章 日本的交流分析への道
内容説明
本書では、米国式交流分析の日本化の基本理論から出発して、具体的、実践的な理論と技法への展開に努めたものである。
目次
序章 プロローグ(心の解剖力;入るはやすく達するはかたし ほか)
第1章 交流分析の新しい分類(交流のタイプによる分類;性格、心理状態、状況からみた分類)
第2章 ドラマ的交流の分類(共感的交流;相補的交流 ほか)
第3章 日本的交流分析への道(米国式交流分析の問題;Sの概念の提唱 ほか)
第4章 人間学派の哲学と心理学(人間学派とは;実存主義、あるがまま ほか)
著者等紹介
池見酉次郎[イケミユウジロウ]
1915年福岡県生まれ。九州大学医学部名誉教授、自律訓練法国際委員会名誉委員長、日本心身医学会名誉理事長、国際心身医学会前理事長、日本交流分析学会名誉理事長を歴任。1999年没
杉田峰康[スギタミネヤス]
1933年東京生まれ。1960年米国コンコルディア大学卒(心理学、ケースワーク専攻)、1962年イリノイ大学大学院卒、九州大学医学部心療内科講師、活水女子大学教授、福岡県立大学教授を経て、現在、福岡県立大学名誉教授(同大大学院講師)
新里里春[シンザトリシュン]
1942年沖縄県生まれ。1968年ミシガン州立大学心理学科卒、九州大学医学部心療内科助手を経て、現在琉球大学教育学部教授
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