出版社内容情報
【解説】
三十数年前、日本の自殺の特徴は若者と老人の自殺だった。いま年々自殺者の数は増加の一途をたどるが、自殺の主役は働き盛りの男性である。いったい何が起こっているのか。第一章、人はなぜ自殺するのか 第二章、働き盛りの自殺(報道されたさまざまな自殺例) 第三章、うつ病と自殺 第四章、自殺の防止。 平成大不況のなか、ますます増加する自殺の現況を、精神科医の目、カウンセラーの目で分析し、その予防を説く。
【目次】
第1章 人はなぜ自殺するのか
自殺とは 自殺は人間の特権か 自殺の原因
第2章 働き盛りの自殺
最近の自殺の特徴 新聞記事に見る自殺の種々相
過労自殺 中高年のアイドルの自殺
第3章 うつ病と自殺
うつ病の種類 なぜ自殺が多いのか
うつ病の経過と治療
第4章 自殺の防止
社会的な対策 個人に対する予防
内容説明
自殺が急増している。しかもかつて主役は若者と老人だったのに、いまは働き盛りの男性に変わっている。混迷する現代にあって、働く男たちの心の闇をここにさらけだして、カウンセラーや企業の管理職者に訴える。
目次
第1章 人はなぜ自殺するのか(自殺とは;自殺は人間の特権か;自殺の原因)
第2章 働き盛りの自殺(最近の自殺の特徴;新聞記事に見る自殺の種々相;過労自殺;中・高年のアイドルの自殺)
第3章 うつ病と自殺(うつ病の種類;なぜ自殺が多いのか;うつ病の経過と治療)
第4章 自殺の防止(社会的な対策;個人に対する予防)
著者等紹介
大原健士郎[オオハラケンシロウ]
1930年高知県生まれ。1956年東京慈恵会医科大学卒業。1966年より1年間、南カリフォルニア大学精神科客員教授兼ロサンゼルス自殺予防センター特別招聘研究員。東京慈恵会医科大学精神科助教授、浜松医科大学精神科教授を経て、現在は浜松医科大学名誉教授
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