出版社内容情報
【解説】
「私とは何か」「生きるとは何か」という人間存在にとって永遠の問いを、ギリシャ哲学をはじめ宗教、文学、医学、生物学、物理学など、古今東西の多彩な文献からの引用を駆使しつつ深めていった意欲的な書き下ろし。心理学を専攻し、医学博士でもある著者は、巧みなバランス感覚でこの永遠の問いを自らに問いつづける。その該博な知識と深い思索は、他者を排除することなく包み込む温かさをもっている。序文および推薦は、河合隼雄氏。
【目次】
第1章 イルカの願い
1 見捨てられた自己
2 円谷選手とウェルテル
3 生きる場所
第2章 身に起こること
1 扉としての身体
2 潜在意識の地図
3 和解
第3章 痛い・怖い・嫌い
1 痛み
2 不安と恐怖
3 好き嫌い
第4章 ヒトの望み
1 暗雲
2 望んでいるのは誰
3 望みの果て
第5章 出会い
1 受け皿
2 オウムに集まった若者たち
3 共時性
第6章 遥かなる記憶
1 幼年
2 生成変化
3 美と黄金数
第7
目次
第1章 イルカの願い
第2章 身に起こること
第3章 痛い・怖い・嫌い
第4章 ヒトの望み
第5章 出会い
第6章 遙かなる記憶
第7章 魂の目覚め
著者等紹介
亀節子[カメセツコ]
1954年和歌山市に生まれる。1977年東京大学教育学部教育心理学科卒業。1984年ジュネーヴ大学留学。現在、関西鍼灸短期大学招聘教授(心理学、医学概論)。医学博士。専攻は心理学、心身医学
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