こころの未来選書<br> こころ学への挑戦

電子版価格
¥3,080
  • 電書あり

こころの未来選書
こころ学への挑戦

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 271p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422112282
  • NDC分類 140
  • Cコード C3311

出版社内容情報

こころを学際的、統合的に研究している京都大学こころの未来研究センターによるこころ研究の初の集大成。

こころは人間にとってかけがえのないものだが、そのはたらきの不全・不調は多くの困難な事態を引きおこす。京都大学こころの未来研究センターは、心理学、宗教学、神経生理学など異なる学問領域の研究者が集い、こころに関する学際的、統合的研究を行って、その成果を広く社会に発信してゆく、他に類をみない研究組織。本書は、同センターが創設以来取り組んできた「こころ学」の集大成である。こころはどこまで解明されたのか。

はじめに――こころ学のすすめ 吉川左紀子
脳の働きを通してこころを探る 船橋新太郎
こころ学の実現に向けて――脳研究の視点から 阿部修士
こころのワザ学と日本文化 鎌田東二
「心」と「こころ」――文献学的手法に基づくこころ学の構築 熊谷誠慈
「こころ学」を考える――3つの側面と3つの研究プロジェクト カール・ベッカー
実践とリフレクションとしてのこころ学 河合俊雄
文化とこころ――こころへの社会科学的アプローチ 内田由紀子
こころ学の効用――“くすり”として“栄養”として 吉川左紀子
座談会 こころの未来研究センターと「こころ学」の創生 全員

【著者紹介】
HASH(0x3d3aeb8)

内容説明

変幻自在の「こころ」はどこまで解き明かせるのか?京都大学こころの未来研究センターの大いなる試み。

目次

1章 脳の働きを通して、こころを探る
2章 こころ学の実現に向けて―脳研究の視点から
3章 こころのワザ学と日本文化
4章 「心」と「こころ」―文献学的手法に基づく「こころ学」の構築
5章 「こころ学」を考える―三つの側面と三つのプロジェクト
6章 実践とリフレクションとしてのこころ学
7章 文化とこころ―こころへの社会科学的アプローチ
8章 こころ学の効用
座談会 こころの未来研究センターと「こころ学」の創生

著者等紹介

吉川左紀子[ヨシカワサキコ]
京都大学こころの未来研究センター長、同教授。1954年北海道生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程認定退学。博士(教育学)。専攻は認知心理学、認知科学

河合俊雄[カワイトシオ]
京都大学こころの未来研究センター教授。1957年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程中退。Ph.D.(チューリッヒ大学)。臨床心理士。ユング派分析家。専攻は臨床心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。