カウンセリングの成功と失敗―失敗事例から学ぶ 個人・家族療法

カウンセリングの成功と失敗―失敗事例から学ぶ 個人・家族療法

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784422111438
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C1011

出版社内容情報

【解説】
中断ケースも含めると,半分は失敗すると言われているカウンセリング。その原因はどこにあるのか。失敗分析をメインにした異色の事例集。より良いカウンセリングのために。

内容説明

本書は、カウンセリングの失敗要因の分析をメインテーマにした類のない事例集です。失敗を真摯に受けとめた冷静な分析は、成功事例の分析からよりもむしろ多くのものを提供してくれるにちがいありません。個人のカウンセリングだけでなく、家族カウンセリングについても多くの事例を集めています。

目次

第1章 失敗事例から学ぶ意義(失敗事例と成功事例;失敗事例から学ぶことがなぜより有効なのか;カウンセリングの失敗に関するこれまでの研究の足どり)
第2章 失敗事例と成功事例の紹介(基本対人援助技法適用上の成功・失敗の実際;積極的変化技法適用上の成功・失敗の実際)
第3章 失敗事例と成功事例の要因の分析と考察(カウンセラー側の失敗と成功の要因;クライエント側の失敗と成功の要因)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チェリ

4
初学者の私としては失敗事例から学ぶものが多かった。(臨床心理士になるわけではないけれど)面接して治療や回復につなげるために、どんなことに気を配って話を聴けば良いか参考になった。特に印象的だったのは、箱庭療法を写真付きで20回近く載せた事例。白石先生の本は読みやすい。2012/06/12

あんドーナツ

1
個人療法の失敗事例を読みたくて見つけた本なので、対家族の部分は読んでいない。事例は逐語録ではなくザックリしたものではあるが、読みながら自分なりに見立てることができ、勉強になった。箱庭とバウムテストの写真が載っている事例は興味深かった。一つ一つじっくりというよりは、量を沢山という感じ。バウムテストの解釈もじっくりしてみたいので、時間が出来たら再読するつもり。「おお!これは名言!」という箇所も多く、ドッグイヤーだらけになってしまった。2015/01/15

ゼラニウム/フウロソウ科

0
感想書くの忘れてた。2023/06/28

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