出版社内容情報
【解説】
ユング研究所の初代所長を務めた著者が,長年の臨床経験をもとにユング心理学を一層発展させた。東西の古代の夢理論や夢の劇的な構造,夢分析の実際例に至るまで,夢を考察。
目次
第1章 方法論への原則的なこと
第2章 夢研究の方法
第3章 昔の夢理論
第4章 C.G.ユングのコンプレックス心理学における夢
第5章 夢の分析の技術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あなた
3
夢という無意識=表象不可能性をカテゴライズしていくときに、かならず「ポリティクス(政治学)」がからむ。そうした政治的無意識の方がむしろ大事なのだとそういった意味で啓発された。分類学とは、政治学の異名である2009/08/11
夢牛
1
眠るという行為だけでなく、夢というものがどれだけ大事か書かれていました。 睡眠についていろいろな事が言われている世の中で夢の必要性についても今一度考える必要があるのかもしれません。 夢や想像によって無意識からの情報を受け取る事で、精神を自己治癒する事が出来るのは間違いないようです。 その力を積極的に使えるようにしていきたいと思いました。2017/07/23
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