カウンセリングを語る 〈下〉

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カウンセリングを語る 〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 267p
  • 商品コード 9784422110738
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C1011

出版社内容情報

【目次】
序・・・・・・・・・・四天王寺管長 奥田慈應
Ⅰカウンセリングの二面性
Ⅱカウンセリングと学派の相違
Ⅲカウンセリングの日本的特性
Ⅳこれからのカウンセリング
Ⅴカウンセリングと宗教
Ⅵカウンセリングと人間の「魂
【解説】
カウンセリング研修講座での講演をまとめたもの。カウンセリングの実際とはどのようなものか,どんな点に注意すべきか,その日本的特性とは?宗教とのかかわりなど。
【著者略歴】
河合隼雄(かわいはやお)
1928年 兵庫県に生まれる。1952年 京都大学理学部卒業。
1965年 スイスユング研究所よりユング派分析家の資格を取得。
    臨床心理学者。心理療法家。
現在,文化庁長官。京都大学名誉教授。

-主 著-『ユング心理学入門』培風館,1967
     『コンプレックス』岩波書店,1971
     『カウンセリングと人間性』創元社,1975
     『母性社会日本の病理』中央公論社,1976
     『無意識の構造』中央公論社,1977
     『新しい教育と文化の探求』創元社,1978
     『昔話と日本人の心』岩波書店,1982
     『日本人とアイデンティティ』創元社,1984
     『カウンセリングを語る』創元社,1985
     『宗教と科学の接点』岩波書店,1986
     『影の現象学』〔文庫〕講談社,1987
     『明恵 夢を生きる』京都松柏社,1987
     『とりかへばや,男と女』新潮社,1991
     『カウンセリングを考える』創元社,1995
     『子どもと悪』岩波書店,1997
     『河合隼雄のカウンセリング入門』創元社,1998
     『こころと人生』創元社,1999
     『河合隼雄のカウンセリング講座』創元社,2000
      ほか多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みか

6
私の持っている同タイトルの文庫を読んだ続きを読もうと図書館で借りたのだけど、文庫版とは内容が少し違うようです。先に読んだ文庫上巻と重なっている部分もあるようだし、文庫の下巻も読みたいな。図書館本の検索には文庫の下巻はヒットしないから、いつか購入したいです。とはいえ、この本も一応全部読みまして、やはりカウンセリングは難しいもんだなぁと感じました。特に最後の4〜5章に書かれている事が当面の参考になるように思いました。2017/05/15

ぼっせぃー

1
『(略)その人間としては、あいつを殴るということでしか表現できない、そういう世界というものに、私はどれだけ直面できるかというふうにしたら、これはカウンセリングですけど、それはやっぱりしんどくなるからやめて、「馬鹿なこと言うな。先生殴ったら、おまえ退学になるぞ」 とか、そういうふうに言うてるときは、私はもうふつうの先生という人になってるわけです』 面談の際"カウンセリングにならないように"としている普段の自分の姿勢が間違っていないと逆説的に感じた。余りに受け止めきろうとすると自分の職業的な判断が難しくなる。2022/03/30

uka

0
ほぐれた。2017/07/22

0
下巻。時代背景は異なるが西洋と日本社会の違い、プロは学派関係ないことなど興味深かった。2023/01/30

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