出版社内容情報
「カーネギーおじさんに教わる」シリーズ第一巻!デール・カーネギーの世界的ベストセラー『人を動かす』を、カーネギーおじさんが教えてくれるアドバイスに沿って、教育学者の齋藤孝がわかりやすく解説する。親子で楽しく読んで、学校生活やその後の人生に役立ててください。
◎本書の特徴
・多くのビジネスパーソンに愛読されている不朽の名著を、子ども向けに解説。
・対象年齢は小学校低学年から。
・総ルビなので、子どもひとりでも読めます。
・Q&A方式になっており、興味のあるページから読み進められます。
◎齋藤孝先生の「はじめに」
『こども「人を動かす」』は、世界中でベストセラーになった『人を動かす』という本を、ぼくが子ども用に書き直したものです。
『人を動かす』を書いたのは、アメリカ人のデール・カーネギーという人です。アメリカで出されたこの本が、なぜ世界中の人たちから読まれているのかというと、人と上手につきあうためのヒントがたくさん書かれているからです。
みなさんはいま、学校で勉強をしていますが、これから大人になって、仕事をしたり、家庭をもったりすることになるでしょう。そのどの場面でも大切になってくるのが、人とのつきあい方です。一万円札の肖像画で有名な福澤諭吉という人も、「人にして人を毛嫌いするなかれ」と言っています。人間として生まれんだから、人を嫌いになるのはやめよう、という意味です。周りの人たちと楽しくつきあえれば、人生はとても楽しく有意義になります。
この本は『人を動かす』にのっているすべての基本を「子ども用」に書き直してあります。「友だちはどうやったらつくれるの?」「けんかしそうになったらどうするの?」「もっと仲良くなって、親友になるにはどうしたらいいの?」。ここに書かれた基本をマスターしておけば、みなさんは人間関係で悩むことはないでしょう。自分の好きなところから読んで、友だちづくりに役立ててください。
内容説明
『こども「人を動かす」』には、人と上手につきあうためのヒントがたくさん書かれています。ここに書かれた基本をマスターしておけば、人生はとても楽しく、有意義なものになるでしょう。
目次
第1章 友だち作りの基本を教えて(失敗した子がいる。怒りたいんだけど…;友だちになろうという気がない子がいる ほか)
第2章 人と仲良くなるにはどうするの?(自分のことをもっとわかってほしい!;好かれる人になりたいんだけど… ほか)
第3章 友だちとけんかしないですむ方法(意見が違うと、すぐ口げんかになっちゃう;友だちがまちがっていると思ったときはどうするの? ほか)
第4章 もっと仲良くなって親友になりたい(友だちのミスをちゃんと指摘したい;友だちにとって必要な人になりたい ほか)
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞。同シリーズは260万部のベストセラーになり、日本語ブームを巻き起こした。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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