マリガンという名の贈り物―“人生を変える究極のルール”

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マリガンという名の贈り物―“人生を変える究極のルール”

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784422101132
  • NDC分類 933
  • Cコード C0030

出版社内容情報

エリートビジネスマンが老ゴルフコーチとの交流によって魂を変革する、珠玉の再生物語。『1分間マネージャー』の著者が贈る。

★ジャック・ニクラウス(ゴルフ界の帝王)
『あなたの心を温め、ゴルフの上達に役立ち、人生を一変させるストーリー』

★ジョン・C・マクスウェル(リーダーシップ論の権威)
『ゴルフの腕前と人生を改善したいならこの本を読むことは不可欠だ。ここに書かれていることは“人生のフェアウェイ” へと続く精神的な旅の記録である』

全世界1300万部のベストセラー『1分間マネジャー』の著者ケン・ブランチャードが贈る珠玉の再生物語。すべての人に与えられている「マリガン」とは何か? 仕事の成功だけがすべてだったエリートビジネスマンが90歳の老ゴルフコーチ“オールドプロ” との交流を通して新しい生き方を見出していく過程を二人の対話形式で描く。失敗や過ちは必ずやり直すことができる。

【著者紹介】
ケン・ブランチャード(Ken Blanchard)世界的ベストセラー『1分間マネジャー』の著者で、これまで数多くの著作を発表。『1分間マネジャー』は25カ国語以上に翻訳され、計1300万部以上を売り上げる。マネジメントコンサルタント会社「ケン・ブランチャード・カンパニーズ」を設立。コーネル大学博士号。

本文より
オールドプロはポールを見かけると、「クラブをそこに置いて。まだボールを打つところまでいっていないよ。さあ、こっちに来て座りなさい」とにこやかに言った。
「ゴルフと人生について習うものだと思っていたのですが……」
「そのとおりだ。しかし、ゴルフについて学ぶときに、つねにボールを打たなければならないということはない」とオールドプロは答えた。
 ポールが腰を下ろすと、オールドプロは彼のほうを見据えて、「まず肝心なところをはっきりさせよう。なぜ君はゴルフをやるのだい?」と尋ねた。
「それはいい質問だと思います。私は楽しむためにやっているのだと思っています。」(中略)
「ほかにゴルフをする理由はあるかい?」
「仲間とか、友情といったこともあると思います」
「ところで、昨日一緒にプレーしたほかの三人のことはどれくらい知っているんだい?」
「どういうことですか?」
「彼らの人生とか、家族のこととか、関心事とかを知っているか、ということだ」
「いいえ」
「なぜ?」
「多分、自分のことだけしか考えていなかったからでしょう」
「そうだ。もし、あなたにとって人間関係が大切なら、自分からほかの人と親しくするようにしなければならない。そう思わないかい?」とオールドプロは言った。

マリガン(mulligan)とは?
ゴルフのプライベートルールで、ミスショットの打ち直しを認めること。
特に第一ホールの第一打目に適用される。デイビッド・マリガン氏の提唱に
よって、アメリカのウイングド・フット・ゴルフクラブから広まったとされる。
もちろん、ゴルフの公式ルールでは認められていない。

内容説明

仕事の成功だけがすべてだったエリートビジネスマンが90歳の老ゴルフコーチ“オールドプロ”との交流をとおして新しい生き方を手に入れる、魂を変革するビジネス寓話。

目次

エリート
衝撃
メンター
新しい人生の始まり
考えにふける
自尊心の源泉
現実に戻って
プレーに備える
自分のパーを設定する
一日をゆっくりスタートする
有言不実行
マリガンは役に立つ
究極nマリガンという贈り物
最初の一打
あまりプレーされていないコースを回る
繋がらない電話
「よくやった、ウィル・ダン」
ポーチにて

著者等紹介

ブランチャード,ケン[ブランチャード,ケン][Blanchard,Ken]
マネジメントコンサルタント会社「ケン・ブランチャード・カンパニーズ」を設立。コーネル大学博士号

アームストロング,ウォリー[アームストロング,ウォリー][Armstrong,Wally]
元プロゴルファー。PGAトーナメントに300回以上出場。現役引退後はプロコーチとして活躍。フロリダ大学・大学院卒業

秋山隆英[アキヤマタカヒデ]
慶應義塾大学卒、オックスフォード大学修士。日本興業銀行サンフランシスコ支店長・本店部長、ニューヨーク銀行在日代表兼バンクオブニューヨーク証券(株)取締役社長・CEO、シービーリチャードエリス(株)取締役社長・CEO等を経て、現在はリーダーシップとマネジメントのコンサルティング、啓蒙、執筆活動をしている。カリフォルニア州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

東隆斎洒落

3
16.4.23◆仕事人間の主人公がプロアマトーナメントで、プロからゴルフのやり方を通じて、人生の生き方を指摘され、修正(マリガン)していく。◆「人生は全て人間関係」「ゴルフ(GOLF)は、Game Of Life First(人生がまず第一)を教えてくれる」一冊。スコットランド発祥のゴルフ、最初はキャディと2人で回るスポーツだったことを「人生も孤独・独断専行ではいけない」と説く。◆自身の人生にダブりを感じつつ、「スコアに一喜一憂しないキャディ付きゴルフ(人生)を、心から楽しみたい…」と思いながら読了。2016/04/23

モットヒカリヲ

3
人生は一度しかない。しかしやり直しの機会は短い人生の中で誰もが与えられている。捲土重来という言葉もあるのだから、やり直しというチャンスを活かさない手はない。この本を読んで楽しめた方には是非とも「希望を運ぶ人」を読んでもらいたい。2013/02/25

りら

2
図書館で借りて読んだ。読み始めてゴルフの話が出てきて当惑…。読むのをやめようかと思ったが、せっかくなので読み進める。ゴルフを知らなくてもすぐ読めるし、なかなか興味深い内容であった。一つの道を究めることのできるヒトは、実り多い人生を送れるのだと再確認。何をするにおいても自分のためと思い、そしてその過程も含めて楽しむほどのこころの余裕ができれば、感じることは果てしなく、豊かに違いない。そのためには、何をおいても謙虚であることだ。偶然ではあったが、良い本に出会えたことに感謝!2013/04/01

レーモン

1
読んでいて気持ちがよくなる本だった♪ただ、人生にはやり直しがきかない場面が存在するのも事実なんです。そのときに、どれだけポジティブな思考を持つことができるのかは、普段の練習にかかっているのかもしれませんね。2013/05/11

Daisuke Saitoh

1
人生をゴルフに置き換えて、どう生きるべきかをわかりやすく紹介している本です。ゴルフをする方なら理解しやすい内容なのではないでしょうか。2013/03/03

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