内容説明
現代東京版・お江戸散策ガイド付き！江戸風俗研究家、杉浦日向子が語る江戸庶民の心豊かな暮らしぶり。
目次
第１章 江戸の行事・行楽（初詣―江戸っ子のお正月；桜見―江戸のお花見；川遊び―隅田川の川開き ほか）
第２章 江戸の娯楽（大相撲―江戸の王者・江戸相撲；江戸言葉―江戸っ子の笑い；流行―江戸流ファッション ほか）
第３章 江戸の暮らし（時刻―江戸の一日；長屋―江戸っ子のライフスタイル；食い物―江戸の旨いもの ほか）
第４章 江戸の町（乗り物―江戸の交通手段；火事―江戸の防災；寺子屋―江戸の子どもたち ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
88
江戸の豊かな暮らしが目の前に広がるようでした。語られるお江戸あれこれに、一緒に江戸で過ごしながら散歩しているような気分になります。江戸の生活事情ネタに関心しますね。お江戸を満喫するスポットも紹介されているので行ってみたくなりました。お江戸体験、してみたいです。2016/07/23
greenish 🌿
63
江戸の行事・行楽、娯楽、暮らし、そして町。江戸風俗研究家・杉浦日向子が語る江戸庶民の心豊かな暮らしぶり ---杉浦さんと江戸の町を散歩しているような気分で愉しく読了！ 江戸っ子の日常の暮らしぶりはもちろん、江戸っ子のウィットとユーモアに富んだ駄洒落コミュニケーションや、「宵越しの金はもたねぇ」の所以、江戸前四天王「鰻・蕎麦・鮨・天麩羅」江戸っ子の食スタイル･･･などフムフム・ヘーが満載です。 《現代東京版・お江戸散策ガイド》も付いてお得だし、時代小説もますます愉しめそう！2014/06/01
まーしゃ
40
江戸の行事、行楽、娯楽、暮らし、町の日常をお散歩気分で粋に綴られてます。隅田川沿いを散歩したくなりました。江戸の中心は隅田川沿いなんだぁ〜って感じる冒頭の絵。江戸っ子の笑いは江戸特有のくだけた生活がゆとりをもたらすその感じ。江戸っ子のファッションは『キメ色』の使い方が大事で男性はビキニラインの無駄毛の手入れをしてた話にはビックリ。書いたらキリがない程興味津々な話で面白かった。手元に置いておきたい一冊になりました。2018/05/05
たつや
32
江戸の素晴らしさを堪能させてもらえる本でした。江戸東京博物館にも無性に行きたくなりました。江戸っ子って粋ですね2016/09/03
剛腕伝説
10
江戸の町のこと、暮らしのこと色々を18項目に分けて説明している。面白くて一日で読んでしまった。江戸に対する愛情をたっぷりで、なお且つ、端的に説明しており、文章に無駄がない。本当に面白い内容だった！この本で紹介されている場所は、ほとんど行ったことのある所ばかり。今度はこの本を持って出かけることにするかな？ハードカバーで重いけど(^^)2019/10/05
