ナンシー関リターンズ

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784418095032
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

発掘! 正真正銘、単行本初収録コラム集!
やっぱり鋭い、面白い。幻の初期連載など単行本未収録コラムを発掘。「またナンシーの文章が読みたい」という人に。

内容説明

発掘!単行本初収録コラム集。幻の初期連載「彫っていく私」ナンシー関自伝を含むファン垂涎の1冊。

目次

「彫っていく私」ナンシー関自伝
ナンシー関のけしごむ偉人伝(プレイボーイのバイトくん;郷ひろみ ほか)
消しゴム三昧(日記―私の家は、日本で一番消しゴムのある家だ;血液型をめぐる4コママンガ ほか)
言葉の安楽椅子(美空ひばり;ウィッキーさん ほか)
テレビな日々(テレビ東京『おしゃべりな夜』収録取材記;子供から大人へ 欽ちゃんを見る目の変遷 ほか)

著者等紹介

ナンシー関[ナンシーセキ]
消しゴム版画家、コラムニスト。本名:関直美。1962年7月7日、青森県青森市でガラス店を営む日本人の両親のもとに生まれる。高校卒業までを青森市で過ごしたのち上京、法政大学中退。85年、『ホットドッグ・プレス』の「ナンシーの漢字一發!!」で原稿デビュー。以後、消しゴム版画とコラムの雑誌連載を複数持つようになり、多くの著書を上梓。2002年6月12日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫羊

31
ナンシー関さんの本はほとんど読み尽くしてしまったと、淋しい思いをしていましたが、冒頭のニセ自伝「彫っていく私」は久々の初めての作品でした。私の周囲を見回すに、この人の作品の面白さは、わかる人とわからない人に極端に分かれているような気がします。いつも思うのは、作者と同時代を生きることができた幸運です。亡くなられて随分経ちますが、私の中では全く過去の人という感じはありません。2015/05/31

山田太郎

28
自伝うまいな~。勝新の版画にバカ受け。しかし、中島らもと並んで、エッセーの面白さは半端ない2012/08/30

らっそ

11
バーゲン本。郷ひろみは若い頃、変わった人だったんだと知る2018/01/14

ぴかりん

10
もうナンシーさんの本で読んでないのはないと思っていましたが、これは未読。読んでいると唯々楽しい。やはり天才だ!また、古いのから読み返そうかなあ~2015/07/18

MURAMASA

10
職場の後輩がナンシー関大好きなので、試しに読んでみた本書ですが、他の方の書き込みをみると拾遺集なのですね。20年ほど前の文章が多いとはいえ、最近テレビを全く見ない自分にとっては結構違和感なく入っていくことができました。恥ずかしいことに消しゴム版画作者という認識しかなかったのですが、文章はすごくおもしろかったです。頭のいい人だったんですね。ところで「彫っていく私」は嘘っぱちのようですが、中で語られていた「当主は40歳で死ぬ」ってくだり、何気なく略歴を読んだら筆者もほぼ40歳で亡くなってて、ゾクッとしました。2009/09/27

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