闇と暮らす。―夜を知り、闇と親しむ

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闇と暮らす。―夜を知り、闇と親しむ

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784416212578
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0026

出版社内容情報

闇体験は、人間の五感を研ぎ澄まします。山や海辺など、安全に安心して闇を歩く方法を解説。

都会では、夜になっても照明などが明るく、現代人は暗闇での感覚を忘れかけています。
視覚以外の感覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚が、暗闇を歩くことで研ぎ澄まされていきます。
そんな幻想的な闇の魅力を紹介します。

暗闇体験をすると、光の存在に気づきます。
キノコやホタルといった発光生物などについても、科学的にとらえ、知的なアウトドアとしてナイトハイクを提案します。
これまで、ナイトハイクの正しい方法を記した本はなく、教育現場などで行われているネイチャーゲームとしてのナイトハイクの方法なども知ることができます。
発光生物の観察、星と地図を照らしあわせてのルート確認、もちろん純粋に天体観測についても紹介しています。
天体写真はまた違った難しさの闇写真の撮影方法・テクニックも。

長いプロローグ…幻想のナイトハイク/失われた夜がそこにある/闇歩きはいつも新鮮/夜の力を思い出そう/闇を愛せば…
1章…闇を知る/闇に慣れる/五感が闇モード/夜の目で闇を歩く/ホタル歩きで極力無灯火/闇下りは慎重に
2章…闇を歩く 高尾山/八丈島/箱根/シーサイドナイトハイク/小名木川周辺/調布
3章…あやしい光研究所 コンビナートの鬼火/鉄塔/夜の花/洞窟で夜天光/不知火/ジュピタまり/金星の道/かぐやの梯子/ホタル/発光ミミズ 4章…闇へ行く準備/昼の山を知る/コースタイムは5割増し/天のスケジュールをチェック/当日の準備/道具選び/ライトの重要性/身支度/危険生物の避け方/闇の撮影術/闇12か月/新月カレンダー/闇用語

【著者紹介】
体験作家と名のる文筆家。夜の山や街を歩く「闇歩きガイド」または「ナイトハイカー」。著書に『闇を歩く』(光文社「知恵の森文庫)、『図解「月夜」の楽しみ方24』『東京洞窟厳選100 穴があったら入りたい「地底の別世界』『庶民に愛された地獄信仰の謎』(講談社)など。

目次

闇歩きの楽しみ
闇に慣れる
闇へ行く
闇の中の怪しい光
闇のしたく
闇暮らしの知恵

著者等紹介

中野純[ナカノジュン]
1961年、東京都生まれ。体験を作り体験を書く、体験作家。ナイトハイク、夜散歩、穴歩きなどのツアーを企画・案内する、闇歩きガイドとしても活躍。私設図書館「少女まんが館」の館主としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。