成美文庫
「ミス」をきっぱりなくす本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784415073774
  • NDC分類 140.4
  • Cコード C0130

内容説明

ミスをなくす一番の方法は、「メタ認知力」を活用すること。つまり、自分を熟知し、コントロールできれば、ミスを防げるのである。本書では、メタ認知力を鍛え、実践するための方法を心理学の知識から解説する。「日記をつける」「現場を一時離れる」「異質な意見を聞く」「注意の配分は7:3」など、アドバイスは具体的かつ簡単。この1冊で、あなたのミスは確実に減る。

目次

第1章 ミスを生むのは、「過信」と「わずかな手抜き」にあり!―「大丈夫だろう」と思ったときから、ミスは始まる(「まあいいか」が「ドジな失敗」を呼ぶ;ミスの種は自分のまわりにもある;ミスが起こるのは、こんなとき!;そもそも「ミス」って何?)
第2章 ミスを未然に防ぐ「5つの習慣」―「気をつけよう」だけでは、ミスは防げない!(ミスを分類してみる;「メタ認知力」を鍛える;1日1回、自分を振り返る時間を作る;「もうひとりの自分」を常に意識する;「ミスに強い環境」作りを心がける)
第3章 こうすれば「失敗ストレス」に強くなる!―「しくじった!」が多い人ほど伸びる(したほうがよいミス、してはいけないミス;ミスの「5つの効用」を知っておこう;失敗をとことん味わってみる)
第4章 失敗を成功に転化する「16のヒント」―「あのミスさえなければ…」からは何も生まれない(失敗に強くなりたい人への「6つのヒント」;ミスから学ぶための「5つのヒント」;ミスを活かすための「5つのヒント」)
第5章 生き方上手な人が実践する、ミスとの付き合い方―ミスは避けるのではなく、受け入れるのが吉(日本人はなぜミスを嫌うのか;リスク教育でミスに強く!;ミスはオープンにするほど、プラスに転じやすくなる;「人のミスにはやさしく」をスローガンに)

著者等紹介

海保博之[カイホヒロユキ]
1942年、千葉県生まれ。東京教育大学(現・筑波大学)教育学部心理学科卒業。同大学院博士課程中退。徳島大学教育学部助教授を経て、筑波大学心理学系教授。教育学博士。専門は認知心理学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にゃおこ

6
凡ミス多発…ミスを事故につなげたくなくて読んでみました~2014/08/02

MILKy

5
【売】本の題名とはちょっとズレてるかな、ミスの考え方、受け止め方を心理学的に書かれていたような。自分がツメが甘くミスしやすい人間なので、それを回避したく手にとった一冊。この本で回避までは出来なさそう… ミスに於いて、完全な人間になりたいなぁ2014/09/29

t

3
ミスをなくすというよりは、ミスに対する考え方を、変える本。ミスとは「ただ生きるのではなく、善く生きようとするから起こる」という言葉が印象的でした!2016/05/03

mogura

2
ミスを知り、ミスと付き合う方向性かな2017/03/07

umamasan

2
 ミスが無いよう、ミスが出ないように対策を講じる事は大切だ。が人間は、より良く成長していけるように絶えず改善、試すことを日々行っている。そこには失敗やミスが絶えずついて回るもの。ミスについて考える必要はあるが、ミスを恐れる事はばかげている(スピノザのもじり)2015/10/28

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