出版社内容情報
◇ 解 説 ◇
日本を代表するサイコセラピストの一人である著者が、産業カウンセラーとしての豊富な経験をもとに解き明かす職場での心の処方箋。心が危なくなったときのサイン、失われた心と心をつなぐ治療の実態、親子間の問題などについてインタビュー形式でわかりやすく答える。働く人はもちろん、カウンセラーを目指す人や専門家にとっても興味深い書である。
◇ 目 次 ◇
Ⅰ 産業カウンセリングルームにどうぞ
1 カウンセリングって・・・――あなたはあなたのままでいい
2 産業カウンセラーの役目
3 よくなるということ――よくなるってどんなこと?
4 薬はあなたの味方です
Ⅱ 自分とのつきあい方
5 自分とどうつきあうの?
6 悩みとのつきあい方
Ⅲ 人とのつきあい方
7 こんな上司に会いたくない――心を病気にする上司
8 上手な人の使い方――やはりあなたの温もりが
Ⅳ 家族とのつきあい方
9 当たり前のことわかって下さい
Ⅴ カウンセラーの眼
10 カウンセラーから見た働く人
11 カウンセラーから見た今の日本社会
◇ 著 者 ◇
ますいたけし|産業医科大学医学部助教授。同病院精神・神経科および産業医実務研修センター併任。Ph.Dr.。
内容説明
日本を代表するサイコセラピストの一人である著者が、企業で産業カウンセラーとして、わかりやすく解き明かす職場での心の処方箋。より適切な「自分の」心のケアや手のひらサイズで働くことの意味、心が危なくなったときのサインや失われた心と心をつなぐ治療の実態や親子間の問題などにわかりやすく答えています。働く人にも専門家にもどこかで「自分」のためになるでしょう。
目次
1 産業カウンセリングルームにどうぞ(カウンセリングって…―あなたはあなたのままでいい;産業カウンセラーの役目 ほか)
2 自分とのつきあい方(自分とどうつきあうの?;悩みとのつきあい方)
3 人とのつきあい方(こんな上司に会いたくない―心を病気にする上司;上手な人の使い方―やはりあなたの温もりがほしい)
4 家族とのつきあい方(当たり前のことをわかって下さい)
5 カウンセラーの眼(カウンセラーから見た働く人;カウンセラーから見た今の日本社会)
著者等紹介
増井武士[マスイタケシ]
1946年和歌山市に生まれる。’73年九州大学大学院博士課程修了。現在、産業医科大学医学部助教授(Ph.Dr.)、同病院精神・神経科及び産業医実務研修センター併任。日本心理臨床学会理事、同学会倫理委員長を経て、同学会理事及び日本臨床心理士会全国区代議員などを歴任する。専門、精神療法学、治療的面接学。著書に「治療関係における『間』の活用」(’94年)「迷う心の『整理学』」(’99年)、共同執筆に「こころの日曜日」(1~4)(’94~96年)ほか多数
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