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青春新書インテリジェンス
「イスラム」を見れば、3年後の世界がわかる

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413043571
  • NDC分類 302.28
  • Cコード C0236

内容説明

なぜ、世界の大変化はいつも中東の紛争から始まるのか!仕組まれた「アラブの春」と、書き換えられたアメリカの世界戦略。

目次

序章 世界の大変化は、いつも中東の紛争から始まっていた!―イラン危機、石油高騰…の先に待ち受ける次なる衝撃
第1章 いま、イスラム世界で起こっている“本当のこと”―アメリカ寄りの報道からは見えてこない深層
第2章 石油利権をめぐる大国同士の裏駆け引き―アメリカ、イギリス、ロシア、中国、そして日本…
第3章 世界を揺るがすイスラムネットワークとオイルマネー―国境を超えたヒト、カネ、情報、教育…の驚くべき結びつき
第4章 トルコを知らずに、これからの世界は語れない―新・イスラムの盟主に世界の期待が集まっているワケ
第5章 イスラム台頭で、日本に訪れる千載一遇のチャンス―イスラムの人々が日本に絶大な信頼を寄せる本当の理由

著者等紹介

佐々木良昭[ササキヨシアキ]
1947年岩手県生まれ。拓殖大学商学部卒業後、国立リビア大学神学部、埼玉大学大学院経済科学科修了。アルカバス紙(クウェート)東京特派員、在日リビア大使館渉外担当、拓殖大学教授等を経て、現在は、東京財団上席研究員および笹川平和財団特別研究員。イスラム諸国に独自の情報網を持つ第一級の中東アナリストとして、マスコミ・講演等で発信を続ける一方、日本の中東政策にも提言をするなど、幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

87
20円だった本。理由は簡単!持ち主が2色ボールペン書き込みまくりさんであった!(* ̄∇ ̄)ノ一緒に買った『イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか』を同時読みすると分かりやすいかも?(; ̄Д ̄)?2019/02/25

isao_key

7
ある機関の2009年の統計によるとイスラム人口は15.7億人で世界の全人口の22.7%を占めるという。石油だけではなく、巨大なマーケットとしてその存在を無視することはできないイスラム勢力。だがイスラム圏についてわれわれは驚くほど貧弱な知識しか持ち合わせていない。本書はイスラム諸国で現在起こっていることや、問題点など広い視点で、分かりやすく解説してくれる良書である。日本の高度経済成長も、バブル経済も結局は中東の動きによって終止符を打った。後半は経済成長著しいトルコについての記述。トルコが親日国でよかった。2013/08/04

rokubrain

4
「アラブの春」と呼ばれる民主化運動の背景と今後の動向。裏で糸を引く米の中東戦略。米軍機関誌に掲載された「ニュー・ミドルイースト・マップ」には新たな国境線が。大きなお世話なんだけど、同時に虚実ない交ぜの中東世界の国際政治の実態も。イスラムは本来、相互扶助の連帯意識を大切にする宗教。トルコから始まったヒズメット(奉仕活動)に注目したい。国のインフラを作る教育の分野でムスリムのネットワークを活かし成果あり。また、中東の国々は親日が多く、実は精神世界で日本と共有、理解しあえる部分が多くあることを気づかせてくれた。2015/09/23

ま~やん

2
どの団体を誰が支援しているのか、また、イスラム社会の歴史はどうなっているのかなど、学ぶべきことが多かった。オスマントルコの復活が世界の流れを変えることになりそうだが、現実はあの国も内紛で揉めており、うまくいかないのかな。でも、きっとあの内紛も、誰かが裏で糸を引いているのでしょう。「3年後」が分かるかどうかは別にして、一度は読んでみる価値のある本。2013/08/22

Great Eagle

2
とても面白かったです。アラブの春が来るのかと思ったら、いやいや実はねという世界ですね。やっぱ難しいね、世界は!2012/08/13

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