内容説明
アゲハチョウ、ネコ、イヌワシ、コウモリ、カタツムリ…私たちに見えているのは、“世界のほんの一部”だった!私たちの想像をはるかに超える多様でユニークな、生き物たちの見ている世界を紹介。
目次
第1章 チョウや鳥には、私たちには見えない色が見えている!―世界はもっとカラフル(世界はカラフル;色って何だろう―虹は七色ではない;紫外線を見る生き物たち;色が苦手な哺乳類;光を使わずにして「見る」生き物;色の見え方は十人十色)
第2章 目の前にあるのに「見えないもの」、目の前にないのに「見えるもの」―「見る」とはどういうことか(ヒトの眼の仕組み;光とは;資格の情報処理;ヒトの見ている世界)
第3章 カタツムリは触覚で、フクロウは音で世界を「見る」―多様な生き物の「見る」(昆虫の「見る」;鳥類の「見る」;様々な生き物の「見る」;生き物の見る世界)
第4章 「眼の誕生」が生物たちの関係を一変させた?!―「見る」の進化(視覚の誕生;陸上生物の視覚の進化;哺乳類の視覚の進化;見る見られるの攻防戦;生き物にとって「見る」の意味)
第5章 「見えない世界」を思い描く、ということ―「世界」は一つではない(生き物が世界を描く意味;ヒトの世界の可能性;多様な世界が共存することの意味)
著者等紹介
野島智司[ノジマサトシ]
1979年東京生まれ。東京農業大学農学部卒。北海道大学大学院地球環境科学研究科修士課程修了。同大学院教育学研究科修士課程修了。九州大学大学院人間環境学府博士後期課程中途退学。自然と人間の関わりについて、動物生態学、環境教育学、環境心理学など多分野からの学際的なアプローチで実践的研究を行う。現在は福岡県糸島市にアトリエ「マイマイ計画」を構え、身近な自然の価値や魅力を伝える表現活動やワークショップを精力的に行い、各方面からの注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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