青春新書インテリジェンス
図説「無常」の世を生きぬく古典の知恵!方丈記と徒然草

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  • サイズ 新書判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413043397
  • NDC分類 914.42
  • Cコード C0291

目次

第1章 無常の世を生きぬく!『方丈記』と『徒然草』(『方丈記』と『徒然草』―無常を謳う二大文学が生まれた時代;鴨長明の生涯―安住の栖「方丈の庵」へと誘った挫折の前半生;『方丈記』の成立―仏者の視点から人生の無常を説く名著 ほか)
第2章 『方丈記』―無常を解き明かす隠者のバイブル(無常とは何か―比喩を用いて無常の根源を追求する;安元の火災―京の中心部を焼き尽くした炎を克明に描く;治承の辻風―平氏に対する批判を暗示させる竜巻への感想 ほか)
第3章 『徒然草』―無常の世を生きる知恵の文学(序文―本質を端的に表わした「つれづれ」と「ものぐるほしけれ」;よき男とは―立派な男性となるために必要なこと;富貴について―質素な暮らしと金持ちになるための暮らし ほか)

著者等紹介

三木紀人[ミキスミト]
1935年兵庫県生まれ。1966年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。日本中世文学専攻。お茶の水女子大学名誉教授。城西国際大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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おた坊

1
古典の三大随筆(だっけ?)に久々に触れてみたくなって読みました。方丈記→災害、徒然草→説話的な随筆という勝手なイメージがありましたが、それだけでなく後世に残される生き方や奥深さなどがあり、その背景となる情報が図説でわかりやすく記載されていました。今度本編をよんでみます2016/03/28

まさき

1
人間関係や年表などの図が豊富。先に原文や現代語訳読んでから解説読んだ方がいいかも。2013/02/27

むちれお

0
方丈記と徒然草を両方とも読んだ後で読んだ。内容がとてもコンパクトに解説されている。図や写真も豊富で、時代背景なども説明されていて、より深く理解できる。また原文が読みたくなったな。2012/12/07

heugemono

0
昔の人の知恵,恐るべし。方丈記にも,徒然草にも,それぞれの作者の「無常観」が流れている。この「無常観」は決して諦めではない!ということを本書で改めて知ることができる。(ただ,ちょっと,お値段が高い・・・)2011/11/27

ぽぽる

0
学生時代の教科書のような内容だった。2023/04/22

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