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青春新書インテリジェンス
明治大学で教える「婚育」の授業

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413043106
  • NDC分類 367.4
  • Cコード C0230

内容説明

「婚育」とは、“結婚能力の育成”を略した言葉。「婚活」(結婚活動)の前提として必要な“結婚能力”の育成、それが「婚育」である。結婚能力がない人が、いくら「婚活」をしたって、うまくいくわけがない。でも、社会人になってから結婚能力をつけようとしても、もう遅い。大学での仲間づくり力、職業の人間関係力、結婚力…、これらを身につけるために明治大学で実際に行なわれている授業を、実況中継。

目次

第1章 なぜ大学の授業で「婚育」が必要なのか(恋愛・結婚に必要な「基礎能力」が欠落し始めている;男子校出身者は結婚できない!?)
第2章 明治大学の「婚育」授業の実際―人気授業の実況中継(「質問力」を磨いて人間関係を築いていこう―「リレーション能力」を育てる;ファーストインプレッションをあなたに―最初の20秒間ですべてが決まる ほか)
第3章 明大生調査でわかった、えっそうなの!?な「現代恋愛事情」―データでわかる驚くべき事実の数々!(自分から告白したいか;実際はどちらから告白したか ほか)
第4章 「婚育」への提言:10歳から始める!―将来、子どもたちが自立し結婚するために-学校・家庭へのアドバイス(教育の目的は「一人ひとりの学生が幸せな人生を送れる力を身につけること」;仕事力―7つのキーワード ほか)

著者等紹介

諸富祥彦[モロトミヨシヒコ]
明治大学文学部教授。教育学博士、臨床心理士、上級教育カウンセラー。1963年福岡県生まれ。筑波大学卒業、同大学院博士課程修了。千葉大学教育学部講師、助教授を経て、現職。「悩める教師を支える会」の代表も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

晴れ女のMoeco

2
結婚教育という名の授業だけど、コミュニケーションの取り方を教えるという感じ。…うーん、これを大学でやる必要があるのかな?小学校高学年か中学では?と思うんだけど、授業が成り立つってことは、需要は確実にあるのでしょう。ぐさっときたのは、非主張型。好きな人相手に「我慢」ばかり続けていちゃだめで、こちらの希望は上手に伝えないといけないってこと。意外と私は言いたいこと飲み込んでしまうので、改善しなきゃな。男子校出身者の彼女持ち率9%というのはなかなか衝撃的…だけどわからなくもない笑2011/09/03

おうまさん

2
おもしろそうなのでw 婚育と書いてあるけども、内容は学生のコミュ能力の低下に関するものだと思う。本文の多くを割く2章には婚育をテーマにした授業がどのように行われているかが書かれているが、人と関わる時の基本の“き”の字を教えているんだなぁといった印象。自分を含めその“き”の字すらわかっていない人には読んでいてためになるのではと。特にリレーション作りの質問(=相手に興味を持っていることを示す質問)という考え方は意識するとしないでは結構変わってくるのでは?最終章の大学生の実態もなかなかおもしろい。2011/04/29

百石

2
本書の帯で、《男子校出身の大学生「彼女いる率」9%!》と煽ってる(汗)。いやあ本書を読めば読むほど、この気持ちを、どこにぶつければいいのか分からなくなりますねー。反省。/大学でこういうのを教えるのか!? と思う方もいるとは思いますが、それが現実であり必要な時代になっているということでしょうか。たぶん。2011/04/04

ゆうづる

1
筑駒・開成・麻布・駒東みたいな進学校の男子校もこういうプログラム女子校とやればいいんじゃないかな、将来有望な男子を青田買いできる特典付きで実にWin-Winだと思うんだがな2017/01/02

しゅんぺい(笑)

1
ひさしぶりに諸富さんの本。 タイトルがおもしろかったので読んでみた。 知識教育、キャリア教育に加えて、結婚教育をしようっていう話。 おもしろいとは思うけど、中学・高校やらで取り入れるもんではないと思った。2011/03/25

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