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青春新書インテリジェンス
ドバイにはなぜお金持ちが集まるのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413042024
  • NDC分類 292.86
  • Cコード C0225

内容説明

ベッカム、ビル・ゲイツも別荘にした世界最大のリゾート島。石油が出ないのに5年でGDP2倍の経済急成長…いま砂漠の人工都市が熱い。

目次

1章 なぜいま“砂漠の人工都市”が熱いのか(ドバイにお金が集まる本当の理由とは;「石油が出ないこと」がドバイの原動力 ほか)
2章 日本人が知らない素顔のドバイ(共存する各国のコミュニティ;85%が外国人のドバイで人種問題がない理由 ほか)
3章 世界の投資資金がドバイを目指す理由(各大陸をつなぐハブとしての強み;インフラと交通の発達がもたらしたもの ほか)
4章 世界中の富裕層が訪れるその魅力とは(街全体を高級ブランド化するドバイの戦略;なぜヨーロッパの人々が訪れるようになったのか ほか)
5章 ドバイは「中東」のイメージを変えるのか(ドバイの景気は原油価格に左右されるのか;世界の景気とドバイ経済の関係 ほか)

著者等紹介

福田一郎[フクダイチロウ]
ミラージュ・グループ(MIRAJ Group)会員兼CEO。1967年ドイツ・デュッセルドルフ生まれ。1994年、ドイツで初の日独専門人事コンサルタント会社を設立。その後、リヒテンシュタイン公国でコンサルタント会社を設立。2005年、ミラージュ・グループの前身であり、ドバイで初の日系コンサルタント会社としてMIRAJ Management Consultantsを設立。2007年、各事業を分社化しミラージュ・グループ会長兼CEOとなる。ドイツ、リヒテンシュタイン、ドバイ、アメリカなどで海外とのベンチャー企業設立を多数経験し、経営に関しても専門知識を有する。特に、オフショアビジネスや節税を中心としたコンサルティングが専門。現在、家族と共にドバイに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

竹園和明

13
今や地上の楽園と化したドバイ発展の過程と今がわかる本。石油依存のバブル経済ではなく、確固たる都市化の意図を持って街を変えて行った国としての戦略がよくわかりました。宗教を押し付けず多国籍の人々を公平に扱いタックスフリー。この戦略に猛暑対策も完璧となると、多くの国際企業が進出して当然。今後中国マネーが流入して中国の経済思想が市場を席巻した時にどうなるか…。それにしても金持ちがここで人生を謳歌してるようだけど、何となくこのままでは終わらない砂上の楼閣のような気がするのは貧乏人のやっかみか(笑)。2015/11/23

Humbaba

8
国が急速に変化する。それは、その分だけ様々な形で投資が行われているということを意味している。全てが理想的に進むというわけではないが、多くの人が投資をしているということはそれだけ魅力があるということでもある。波に乗り遅れないようにするためにも、攻めの姿勢を忘れてはいけない。2016/10/14

Humbaba

8
外国で仕事を始めるためには,その国の習慣を理解することが必要になる.話で聞いたとしても,その後で実際に現地で調べなおしておく.そうしなければ,思わぬ所でルールを破ってしまい,小さくないマイナスを被ることになるだろう.2013/02/11

だまし売りNo

6
ドバイは君主制で民主主義はないが、良い意味で小さな政府の効果がある。税金がなければ無駄遣いもない、政府の権限が少なければ非効率な権限行使も少なくなる。これは良いが、国民の監視なしに権力の腐敗を避けることができるか。現時点のドバイでは上手くいっているとして、日本の公務員マインドでは無理だろう。日本の権力者は、負担を押し付けることは好きだが、相手の選択に委ねることができない。制度で縛らなければ腐敗する。 2018/05/13

nagata

1
日本では死語となった感のバブリーな状態が続いている国というイメージしかなかったが、実際に住んで働いている人の言葉としてまとめられている中身だけに読みやすかった。交通の要地として栄え、とりわけイギリスとの関係が深かったこと、観光立国としての戦略が徹底されていること、税金がないので、無駄な行政、非効率な権限行使も少なくてすむなど、なるほど、と思わせる気づきが多かった。にしても、アラブ人の商魂たくましさは当分健在としても、果たして持続可能な国として居続けられるのだろうか?2020/01/24

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