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内容説明
「覆水は盆に帰らず」の“盆”は“おぼん”ではなかった。つい話したくなる思いがけない話、原典の奥深さを知る。
目次
第1章 故事成語編(衣食たりて栄辱を知る;鼎の軽重を問う;金をつかむ者は人を見ず ほか)
第2章 四字熟語編(一衣帯水;一字千金;韋編三絶 ほか)
第3章 語彙編(ようやく佳境に入る;花柳界;完璧 ほか)
著者等紹介
阿辻哲次[アツジテツジ]
1951年大阪府生まれ。京都大学文学部卒業、京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。漢字を中心とした中国文化史を専門としている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムイシュキン
1
当たり前?に使われている故事成語、四字熟語、語彙の由来について。既知のものから未知のものまで知ることができ楽しく読めた。2017/10/30
けん
0
(図書館本)。買う前に試読。1項目2ページしかない限られたスペースなのに、ムダな雑談的記述がやたらと多く、本来の「故事の起源」などは、どれもほんの少ししか触れられていない。「今持っている故事の本の追加」として考えていたのだが、「全く使いものにならず!」。ハズレ本。2019/08/21
まさる
0
この本は見開きで1つの言葉を解説している。普段何気なく使っている言葉でもその由来や意味を深く理解していないことに気づいて、勉強になるなと読んでてページをめくるのが止まらなかった。一般的にとっつきにくい漢字や文字に親しみが湧いてきて歴史や風俗の知識も身につく。読後は言葉に深みや豊かさを感じた。2018/01/23