内容説明
社会人として、これだけは知っておきたいお金、モノの値段、給料、税金…大切なのに、誰も教えてくれない「経済」のツボ。
目次
第1章 「価格」のフシギ―“売りたい人”と“買いたい人”の絶妙な出会い(そもそも、“モノの値段”はどうやって決まっているのか)
第2章 「会社」のメカニズム―あなたの給料は「働き」に見合っているか(会社の行動には、人間の行動と同じように合理的理由があります;どうすればもっとたくさんお金を稼げるの?;雇う人と働く人。どっちもどっちな言い分)
第3章 「国」と「税金」のジョーシキ―お金をどんどん刷っても豊かにはならないのです(みんながお金をどんどん使うなら税金は必要ない!?;「将来が不安…」な人はここを理解しよう)
第4章 「社会問題」のホント―経済で考えると“これからのニッポン”が見えてくる(グローバル化と食糧自給率の気になる関係;環境破壊を食い止めるたった一つの方法;「がんばって楽しむ」のがこれからの生き方)
著者等紹介
木暮太一[コグレタイチ]
1977年千葉県生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て、独立。現在は、ビジネス書作家として活動しつつ、企業内・組織内での講演を多数行っている。大学在学中に自主制作した「気軽にはじめる経済学シリーズ」が大学生協や一般書店で累計5万部を突破(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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黒頭巾ちゃん
21
「需要と供給」などの一般的な経済学だけでなく「なぜ似たようなお店が集まるのか?」「年金問題」など幅広くお金が国レベルで関わることについて述べられています。ただ、筆者が言いたかったことは経済を踏まえて「お金ですべてをかなえることはできない。だからこそ、皆が仕事で達成感や幸せを感じてほしい」としています。その為には「興味を持ったことはやってみる」です。興味を持って始めてみないと何もわからないからです。私自身、カウンセリングで言われたことなので、とってもいいタイミングで触れ合うことができて良かったです(^0^)2013/10/06
ふね
10
いままで読んだ経済関係の本の中でも断トツに易しい。小中学生でも理解できそうなくらい噛み砕いてある。その分細かいことはいろいろ省かれていそうだが、私くらい経済に疎い人間にはちょうどいい入口の本だった。2014/09/17
ああ
2
入門書として素晴らしい内容でした 私達の些細な行動が国を動かしてるという新しい視点みたいなものが貰えた気がします。 2021/12/18
こっぺぱん
2
経済を学び始めようとしている人にお勧めです。 経済学は、堅苦しく難しいものだという先入観がありましたが、この本を読んで経済に興味を持てるようになりました。 特に同じ町に同じ業種のお店が集まる理由は興味深く、面白かったです。2012/06/16
tinou
1
とりあえずやってみる。一回始めたらがんばって興味を持つことが大事2012/08/11