感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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9
革心の章が、中国長期出張をする時にあたって非常に興味深く読んだ。訪問予定の都市を、山本伸一団長と訪問団がゆくのである。何度も訪問する中で中国との関係性は築かれてきた。平和を願う真心以外に利害も打算もない。人民を思い、苦労を厭わなかった周恩来と鄧穎超の生き様は、人類が学ぶべき宝と思う。だからこそ著者も書き残したのだろう。今世界は革命期だ。グローバリズムを否定する向きもある。課題があるのは否めないが、「連帯」は善であり「分断」は悪である。人と人の心を繋ぐという意味でのグローバリズムは決して途絶えてはならない。2022/01/18
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6
P.27 伸一の胸中には、恩師・戸田城聖の、「二百年先をめざせよ」という指針が常にあった。そのために、まず、十年、二十年というプロセスを見すえ、年々、月々、日々の勝利に、全力を注ぎ尽くしてきたのである。 2022/06/11
★320★
1
全ての先生の激励が自分自身に入る。不思議なことに指導してもらいたいことが、ちょうど読み進めている時にビターっとハマってくる。だから、決意を新たにし題目があがる。いいリズムで読めた。 職場で勝つことが広宣流布と決め、挑戦していく!!2022/02/05
Norimasa Saito
1
1978年6月〜10月、全国を横断しながら山本伸一の力走を描く。権威化した宗門と戦う武器を文化(歌)に託しながら前進する。全編にちりばめられた人間学の名言が光る。壮年の生き方「余生でなく与生活」「人を強くするものは自らが定めた信義」「人生は全てが感激に満ちている」「閉塞化した原理主義は日蓮仏法を歪める」「(自分が)希望と歓喜を届ける太陽の存在に」コロナ禍で希望がなければ自分が希望の存在になればいい。生きる気力が湧いてくる。2021/05/16
こうきち
1
最終回に向かって文体が変わっているので、別の本を読んでいるような気分ではありますが、変わらず、学んでいきます2021/05/05