聖教文庫<br> 私の履歴書

聖教文庫
私の履歴書

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  • サイズ 文庫判/ページ数 219p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784412003507
  • NDC分類 188.92
  • Cコード C0195

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ikkoku-Kan Is Forever..!!

1
当時の少年~青年の心象風景がよくわかるという点、普通に読み物として面白い。「戦後、私は同時代の仲間と同じように、いっさいが信じられなくなった。(中略)振り返ってみたら、自分たちの歩んだ道が、自分のそのすぐ後で音をたてて瓦解し、道は完全に失われていたのであった。青春の破局を前にして、自分の来し方を苦痛のうちに顧みても、なにものこっていないのであった」「物心ついてから、天皇を絶対とする国家主義をたたきこまれた私たちの世代は、いっさいが空虚と化したことを知ったのであるが、まだ新しくやり直す気概には燃えていた」2015/11/03

さき

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終戦直後の暗い世相のもとで流行った歌の歌詞をもじって、ふとユーモアをまじえながら「こんな男に 誰がした」と歌えば、戸田先生が「おれだよ」と言って屈託なく笑われた。星が冷たくまたたいていた、美しい師走の夜だった―――。 このシーンすごく好き。キツイ時ほどこういう気持ち忘れたらダメだなと思う。私もしんどい時、こうやって笑い飛ばしてきたから今がある。衆生所遊楽って、ふざけんなって泣き笑いで、それでも諦めなかったから今がある。誰かが自分を倖せにしてくれるんじゃない。自分で自分を倖せにするのが己の人生だ。2015/11/11

焼きナス

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読書しぬこうと決意した。2014/05/08

まっちゃん

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昭和50年日経新聞に連載されていたものです。「二十二年から十一年間、朝となく夜となく、それこそたたき込まれるようにして薫陶を受けた。その指導は峻厳であり、惰弱を許さなかった。あの調子であと二、三年つづいたら、私自身がまいってしまったかもしれない。」「会長になることはいやでいやでたまらなかったが、就任した以上は、全責務を全うしなければならない。だが、体がどこまでつづくか。当時三十二歳の私に課せられた課題はあまりにも大きかった。」若き日の苦闘こそが偉大なる人格を作り上げる。気持ちも新たに決意する事が出来ました2013/01/12

いけせ@特異性信者

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私は学会員ではありません。/池田先生の45歳くらいまでの人生の一端を知ることができる。生まれ、父と母、戦争、師との出会い、師の教え、奥さんとの出会い、学会、会長就任、これから、といった具合だろうか。最後の40pは先生の趣味とか内面とか。/戦時話とか興味深かった。もう40年も前の本。読み物として面白い。ちょっと池田先生に興味を持った。氏を突き動かした教義を知りたくもなったが、それは入らないとダメなんだろうなあ。/あと、人間革命がそういう教えの本ではなくて、小説であるというのを初めて知りました。意外。2022/04/11

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