日本の聖と賎 〈近世篇〉

日本の聖と賎 〈近世篇〉

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409240205
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C0036

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

松本直哉

26
各地の被差別部落の精力的な実地調査の報告が圧倒的。瀬戸内海の海の民、製鉄に携わる人々、サンガと呼ばれる山の民など、農民以外の職業ゆえに差別され続けた人々の歴史。昔の農民と今のサラリーマンは似ているかもしれない。どちらも国民の多数派を占め、前者は土地に、後者は会社に縛られて、そこから否応なく課税され、それゆえ為政者にとっては都合のいい、利用しやすい階層であること。逆に言うと昔の農民、今のサラリーマン以外の階層はいわば厄介者だということ。もちろん昔と今を単純に比べるわけにはいかないけれど(コメント欄に続く)2018/02/06

fseigojp

21
アジアの聖と賤、日本のそれ中世篇、日本のそれ近世篇、で三部作が完結と思ったら近代篇で完結でした この後は上原善広と赤松啓介の作品を集中的に読む予定2016/05/22

メーテル/草津仁秋斗

0
海の民、山の民の独自の生活、そして賤民文化と江戸文化の関わりを詳細に論じた本。江戸文化はその猥雑さが良いんだよなあ、としみじみ思った。2015/04/17

門前照二

0
シリーズ化されてるので通読したい。2010/01/30

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