現代ヨーロッパ社会論―統合のなかの変容と葛藤

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現代ヨーロッパ社会論―統合のなかの変容と葛藤

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409230275
  • NDC分類 302.3
  • Cコード C3036

内容説明

多文化・多民族ヨーロッパの試練。民主主義の模索、不況と失業問題、悪化する財政、外国人労働者の増大、地域化・分権化の流れ…国ごとの違いと対立をかかえながら進行するヨーロッパ統合の現状分析。

目次

ヨーロッパ統合における国家と社会
「善意の専制主義」を超えて
ヨーロッパにおける歴史像の共有?
文化の共存と文化の序列化
統合原理を模索するフランス
連邦制下の民族対立
スペイン・カタルーニャにおける人口流入と社会変容
ポスト・フランコにおけるバスク語の社会的位相
コルシカの紛争に見る「民族」
島の文化的自立
北アイルランド紛争の基底
ドイツ型産業社会とエスニック・マイノリティ
90年代フランスにおける「もうひとつの移民問題」