出版社内容情報
三十年強の長きにわたるネグリ思想の一大集積であり、のちに『帝国』『マルチチュード』へといたる‘踏み台’となった重要な著作。
内容説明
並ぶものなきユニークさにみちた、さまざまな次元での“革命”をめぐる真摯な思考のオーケストレーション。三十年強の長きにわたるネグリ思想の一大集積。『“帝国”』や『マルチチュード』で展開される現在の基本的な問題設定のすべてがここにある。
目次
第1章 批判としてのコミュニズム
第2章 ケインズと国家の資本主義的理論
第3章 憲法における労働
第4章 コミュニズムの国家論
第5章 国家と公共支出
第6章 ポストモダン法と市民社会の消滅
第7章 構成的権力の潜勢力
著者等紹介
ネグリ,アントニオ[ネグリ,アントニオ][Negri,Antonio]
1933年生。元パドヴァ大学政治社会科学研究所教授
ハート,マイケル[ハート,マイケル][Hardt,Michael]
1960年生。デューク大学准教授(比較文学)。パリ第8大学で、当時、フランスに亡命中のネグリに師事
長原豊[ナガハラユタカ]
1952年生。法政大学教授
崎山政毅[サキヤママサキ]
1961年生。立命館大学教授
酒井隆史[サカイタカシ]
1965年生。大阪府立大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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