Joy  novels<br> 致死海流

Joy novels
致死海流

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  • サイズ 新書判/ページ数 273p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408605173
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

犬吠埼の沖合で若い女性の溺死体が発見された。黒潮の流れから、事件発生は御蔵島と八丈島の中間当たりの水域と考えられた。そのころ八丈島で、八丈富士に向かった一組の若い男女が戻らないという連絡があり、島を上げての捜索の結果、女性だけが旧噴火口で絞殺されて見つかった。被害者の二人は同じフェリーに乗り合わせていたらしい。別々の場所で起きた二つの事件に、果たして関係はあるのか?正体不明の男の行方は?事件を追う刑事たちの執念の捜査は、やがてひとりの容疑者をあぶり出す。だがその矢先第三の事件が。

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年埼玉県生まれ。10年にわたるホテル勤務を経て69年『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞、73年『腐蝕の構造』で第26回日本推理作家協会賞をそれぞれ受賞。その後も『人間の証明』や棟居刑事シリーズなどで人気を博す。社会派推理小説の第一人者だが、最近は歴史小説にも活動の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ビリー

2
読書好きにとって、自分の好きな土地を舞台にした小説ってのは是非読んでみたいものだろうと思う。.....たぶん。 箱根好きな人が『箱根湯けむり殺人事件』を読みたがるかどうかは分からないが、少なくとも八丈島が大好きな自分はこの本を読んでみようと思った。八丈の山と海で死体が発見されるところから始まるサスペンス。そんな動機で読み始めたものだから、基本的に舞台は内地であって、島はトリックのために必要なだけの存在だったことがとても悲しい。2013/06/11

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