内容説明
群馬県月夜野の別荘で、もと女優の美根原千草が殺された。現場の状況から、犯人は被害者と顔見知りの者と推定された。島野理絵刑事が、東京へ出張してきた群馬県警の戸田刑事とペアを組んで捜査を担当する。被害者の人間関係を追っていくと、華麗な芸能界の裏側に渦巻く愛憎劇が明らかになってきた。容疑者が浮かんでは消え、捜査が難航しはじめたとき、理絵は入院中の八木沢刑事に判断を仰いだ。八木沢の推理によって、犯人は意外にも…。
著者等紹介
大谷羊太郎［オオタニヨウタロウ］
１９３１年生まれ。慶応大学在学中にプロミュージシャンになり、中退。以後２０年間を芸能界で過ごす。１９７０年『殺意の演奏』（講談社）で江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Takashi Fukunaga
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住まいの近所が、物語の舞台の為、図書館で思わず手に取りました。2時間サスペンスでの映像化が決まっているかのような、旅情溢れる作品です。さらっと読みやすい作品でした。2013/01/30
まあさ
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今回は八木沢刑事はちょっとお休み。なのに捜査の経過報告だけで的確な指示を出せるのは流石！月夜野の幻想的なロケーションでの運命的な出会いに憧れた一冊でもありました。2018/02/23
