内容説明
迷い、揺れ、苦しみながら選びとった、これがわたしの生きる道―。時代を鮮やかに切り取りつづける7人の作家が描く、新たな出会いと出発の物語。オール書き下ろし&オリジナルの珠玉アンソロジー。
著者等紹介
伊坂幸太郎[イサカコウタロウ]
1971年千葉県生まれ。95年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、短編「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞短編部門を受賞した
瀬尾まいこ[セオマイコ]
1974年大阪府生まれ。大谷女子大学国文科卒業。2001年「卵の緒」で第7回坊ちゃん文学大賞を受賞。翌年2作を収録した『卵の緒』でデビュー。05年『幸福な食卓』で第26回吉川英治文学新人賞を受賞
豊島ミホ[トシマミホ]
1982年秋田県生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。2002年『青空チェリー』で「女による女のための『R‐18』文学賞」読者賞を受賞してデビュー。ほろ苦い青春の日々をリアルに描く
中島京子[ナカジマキョウコ]
1964年東京生まれ。東京女子大学文理学部史学科卒業。2003年『FUTON』でデビュー。日常の出来事をユーモアと知性を交えた筆致で描き、女性読者の深い共感を得ている
平山瑞穂[ヒラヤマミズホ]
1968年東京都生まれ。2004年に『ラス・マンチャス通信』で第16回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー
福田栄一[フクダエイイチ]
1977年愛媛県生まれ。東京都立大学(現・首都大学東京)法学部卒業。2003年、「絶体絶命日常冒険小説」と銘打たれた快作『A HAPPY LUCKY MAN』でデビュー。ミステリーから青春文学、文芸作品と幅広く手がける確かな筆力と、ストーリー・テリングの才能が注目される俊英である
宮下奈都[ミヤシタナツ]
1967年福井県生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。2004年「静かな雨」で文學界新人賞佳作に入選。07年、書き下ろし長編『スコーレNo.4』で単行本デビュー。日常の描写を繊細かつ丹念に重ねることで立ち上がる瑞々しさと人物の真摯さが魅力の、いま最も注目される新鋭である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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