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孫が読む漱石

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  • サイズ B6判/ページ数 324p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408534794
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

明治の文豪・漱石の孫である著者が、初めて偉大な祖父に向き合った大好評既刊『漱石の孫』発表から3年…今度は漱石が残した名作群の批評に初めて挑む!現代を代表するマンガ批評家である孫は、祖父・漱石の文学をどう読むのか…。

目次

プロローグ 吾輩は孫である
第1章 ホトトギス時代
第2章 朝日新聞入社時代
第3章 修善寺の大患後
第4章 晩年
終章 文学論、手紙、鏡子夫人

著者等紹介

夏目房之介[ナツメフサノスケ]
1950年生まれ。青山学院大学史学科卒。マンガ・コラムニストとしてマンガ、イラスト、エッセイ、講演などで活躍中。特にマンガの表現を中心にした評論を活発に展開し、海外でもマンガ評論家として高い評価を受けている。その活動が評価され、1999年には第3回手塚治虫文化賞特別賞を受賞。NHK「BSマンガ夜話」レギュラーをはじめテレビ出演も多い。文豪・夏目漱石は祖父。2003年には、初めて本格的に漱石に向き合った著書『漱石の孫』(実業之日本社)を発表、絶賛を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むーむーさん

16
内容が結構本格的に思えた。何だか漱石むずかしそう。2016/07/25

タカラ~ム

3
著者は、マンガに関する評論や解説を生業とするマンガコラムニストである。そして、かの文豪・夏目漱石の孫にあたる。著書の父が漱石の長男純一なのだ。その孫が、祖父・夏目漱石の作品を読むという企画。直系の子孫にあたる著者が作品をどう読み解くのか、肉親ならではの視点があるのだろうかなど興味はつきないが、そこは特に突飛な面はないと思う。2016/06/17

takao

2
ふむ2022/09/09

BebeCherie

2
Even though he says he had never been into his grandfather's works much till he turned grown-up, his insights into Soseki's works are deep. I know he wouldn't be happy to hear this but he must have inherited grandfather's talent of literature. :)2014/12/05

ともべえのパパ

1
文豪を祖父に持つ孫は何かと大変で生き辛いらしい。 若い頃から大好きで、自分の人格形成にも多大な影響を受けたと思われる漱石なのに、家族や私生活のことは、英国に留学したこと以外殆ど知らなかった。興味が無かった。しかしこの本を読んで、人間夏目漱石を想いながら、もう一度漱石の作品を読み直すのも楽しみになった。2020/01/18

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